サピックスの入室テストを受験するのは、今回で2度目になります。
昨年同様11月に「新小学2年生・第1回目」の入室テストを受験しました。
息子が年長生のとき、初めて受験したサピックスの入室テストの記事です。
サピックスの入室テスト前に、初めて全国統一小学生テストを受験しました。現在の実力を知りたい方は無料で受けられるのでおすすめです。
四谷大塚の全国統一小学生テストでも現在の実力を知ることはできますが、またサピックスとは問題の内容が違います。
早めにサピックスの入室テストを受験することで、今まで気づかなかった課題点が見つかるかもしれません。
息子は国語に課題がありますが、11月に受験した全国統一小学生テストの国語の成績は悪くなかったので、少し安心していました。
ところが、いざサピックスの入室テストを受験してみると、算数はよくできていましたが、国語の長文読解問題の難度が高く息子にはかなり難しかったようです。
児童書を読むようになってからまだ、数か月。現在は読書の他に家庭学習では基礎学習として、漢字や文法、短文の文章読解の問題集に取り組んでいます。
まだ長文にも慣れていませんし、語彙も少ない状態です。
わたしが問題文を読んであげれば、長文の文章読解でも答えることができますが、長文を読み取る力がまだついておらず、自分で問題文を読んで設問に答えることがまだできないのです。
ただ、息子は本の内容を1度読んだだけで記憶しますし、一緒に勉強していると国語のセンスがあるなと感じます。
今まで取り組んでこなかっただけで、将来国語が得意科目になりそうな気がします。
だとすると、このまま読書を続けていけば長文を読み取る力がつくのかもしれません。
しかし、これから毎日読書や国語の基礎学習を続けたとしても、順調に国語の力を伸ばせしていけるのかわからないので不安です。
となれば、早めにサピックスへ入室したほうがいいのかもしれません。
記述や長文読解を教育の素人が教えるのは難しいですし、教材選びも大変です。わたしが教えるよりも、プロに教わったほうが子どもの理解度も高いと思います。
家庭学習だけでは、中学受験に間に合わなくなるのでは?と急に心配になってきました。
テストを受ける前は新2年生からの入室は全く考えていなかったのですが、現在通塾も検討しています。
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サピックス入室テスト当日
入室テストを受ける時間帯は午前と午後を選ぶことができます。
わが家は午前中を選択しました。
※試験を受ける時間帯は校舎により異なります。
新1年生・入室テストの受験経験があるため、今回は気持ちにゆとりを持って臨むことができました。
受付で名前と新学年を伝えると、受験票の名前や住所などに間違いがないか確認し、子どもを預けます。教室の中や子どもがトイレに行くときも親は付き添うことができません。
教室の様子は、校舎受付にあるモニターで見ることができます。子どもを迎えに校舎へ戻りモニターを見ると、午前中の新2年生の入室テストを受験していたのは、なんと息子ひとりだけ!少なすぎて驚きです。
田舎なので人数が都内とは違いますね。
当日は体験授業のテキストと入室までのスケジュールをいただいて帰りました。
また、新1年生と2年生は、問題用紙に直接解答を書き込む形式のため、問題用紙や解答解説を持ち帰ることはできません。
テスト終了後、息子との会話で、「算数の体験授業が楽しかった!」と言う言葉を聞いて成長を感じ嬉しくなりました。
サピックス入室テスト内容
さんすう(25分)
問題用紙は3枚です。
計算問題や文章題、最後は図形問題が出題されました。
全体的に難問だという印象は受けませんでした。息子にテスト終了後、どうだったか尋ねると、「算数は簡単だった」と言っていました。
こくご(25分)
問題用紙は6枚です。
2枚目までは、漢字の読み書きと基本問題で、後半は長文読解と記述が2問です。
国語が苦手な息子は長文読解に苦戦したようです。
▼サピックス組み分けテスト
入室テストを受験し感じたこと
やはり日々の勉強の積み重ねが大切で、テスト結果にあらわれるものだと感じました。
サピックスの入室テストや全国統一小学生テストの計算問題で満点が取れたのは、年長からコツコツ努力してきたからだと思います。
図形の問題が解けるのも、年少からめばえ教室に通っているおかげです。
そのかわり、国語は幼少期から本の読み聞かせや基礎学習をしっかり取り組んでこなかったため、長文読解ができないのも当然の結果だと思います。
2019/07/31追記
できなかった国語の長文読解と記述問題がサピックスに入室後できるようになりました。
せめて、小1の4月から基礎をしっかりと学習していたら結果は変わっていたと思います。
「ピグマキッズくらぶ」から基礎学習に切り替えたのが10月からで遅すぎました。
そして、漢字学習も4月からきちんと取り組めばよかったと後悔しています。
息子が漢字学習を始めたのが、小1の夏休みからと遅いスタートで完全に覚えられていない状態のまま入室テストに臨んでしまいました。
正直、ひらがなやカタカナはすぐに覚えられたので漢字学習を甘く見ていたかもしれません。
漢字はすぐに身につかない、繰り返し練習しないと覚えないと思いました。
まだ1年生くらいだと、覚えてもすぐに忘れるのです。
そして、熟語を読めないことに気づいたのは11月のテスト直前です。もう間に合いません。
やはり漢字学習をする中で感じたことは、語彙を増やすことの大切さです。
語彙が少ないと熟語も読めません。例えば、山菜という熟語。
山菜ということばを知らないと、「さんさい」の読み方で合っているのかもわからないのです。
新3年生の入室テストは、長文読解だけではなく、記述対策も必要だと感じました。
漢字学習と読書は入室するまでにしっかりやっておくことをおすすめします。
個人成績表の返却
返却は普通郵便で郵送されます。届く時期は学年により異なります。大体5日から10日以内です。
予定より3日早く自宅に届きました。
サピックス入室手続き
決められた期日までに校舎受付にて入室手続きをします。
入室手続きの際は、「入室に関する承諾書」に署名押印したものを提出します。
支払いは後日となります。
サピックス入室手続き費用
2月度入室の場合
入室金 :32,400円
2月分月謝:19,440円
3月分月謝:19,440円
合計金額 :71,280円
手続き費用は、入室手続き後に送付される、振込用紙で振り込みます。
オリエンテーション
入室日を迎える前に、保護者対象に、通塾上の諸注意、各教科の学習の進め方などについて説明があります。
まとめ
低学年までの入室テストは、不合格になることはまずないと思います。
サピックスの通信教育「ピグマキッズくらぶ」や「トップクラス問題集」の問題を普段からやり、自力で解けていれば心配ないと思います。
学校の範囲を超えた問題が出るわけではありませんが、中学受験用のテキストを使用して勉強することをおすすめします。
▼ピグマキッズくらぶの記事
▼サピックスの入室テスト対策におすすめの問題集
トップクラス問題集こくご
トップクラス問題集さんすう
きらめき算数脳
きらめき思考力パズル
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