2020年6月28日(日)、全国統一小学生テストを受験しました。今回も四谷大塚の校舎は遠方のため前回と同じ会場を選択しました。
前回受けた会場は初めての場所でかなり緊張したとのことですが、今回は2回目ということもあり緊張することなく落ち着いて受験できたようです。
今になって、四谷大塚の校舎で全国統一小学生テストを受験しなかったことを少し後悔しております。
コロナウイルス感染症の影響で夏休みが短縮され、わが家では他塾の夏期講習は受講しないことに決めたのですが、サピックス3年生の夏期講習に行き始めると、やはり四谷大塚の夏期講習も受講してみたかったなと思ってしまいました。
それというのも、全国統一小学生テストで偏差値が60を超えると夏期講習に無料で招待されるからです。(校舎により講座の種類や偏差値の基準は異なるようです)
2年生全国統一小学生テスト返却時の説明会に参加したとき、3年の夏季講習の話を聞いたらとても魅力的な講座だったので是非、受講したいと考えていたのです。
私が息子に受講してほしいと思った講座は、たしか算数の偏差値が60を超えていたら参加できると言っていたと思います。
当時は、偏差値60以上じゃないと講座を受ける資格がないと聞き諦めモードだったのですが、今回受験した6月の全国統一小学生テストの算数は偏差値65を超えていたので無料招待されていたはずだと思うと残念です。
前回の全国統一小学生テストの成績よりも上昇し2科目偏差値も60を超えました。
コツコツと家庭学習を続けてきた成果がやっと出てきたのかなと思うと感慨深いです。
では、全国統一小学生テストの内容を振り返り今後の学習についてもお話します。
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全国統一小学生テストとは
年長から小学6年生までが無料で受けられる、四谷大塚主催の全国テストです。
四ツ谷大塚で受験する場合の、申し込みや返却方法については、こちらの記事でご覧ください。
前回の全国統一小学生テストの記事です。
3年生全国統一小学生テスト(算数)
前回の全国統一小学生テストで算数の偏差値が初めて60を超えましたが、3年生6月のテストではさらに上がりました。
3年生6月の算数平均点は88.1でした。
2年生11月が74.1だったので今回のほうが平均点は高かったですね。
大問1の計算問題と大問2の一行問題は教科書レベルの出題でした。
息子は大問5までのミスは1問で、ミスした問題は素直な問題できちんと考えることができれば解けた問題でしたが、よく考えずぱっと見て答えを書いてしまい不正解となりました。
難度の高い問題はじっくり問題文を読んでいるようですが、簡単な問題ほど「わかった」と思い込みよく見ずに答えを書いてしまう傾向があります。
それでも、落とした問題は正答率の低い問題ばかりだったので、息子なりによく頑張りました。
また、大問7の一番最後の問題は、正答率0.3%の問題でした。この問題は現在の息子のレベルでは解くのは無理ですし、時間も足りませんでした。
今後の課題は、正答率の低い難問を解く力をつけることと、制限時間内に解き切る力をつけることですが、特に全国統一小学生テストに向けての試験対策をするつもりはありません。
子どもの成長は早く、ついこの間までできなかったことが特に何もしなくてもできるようになっているということはよくあります。
先日もしばらくぶりにキッズBEEのファイナル問題を解いてもらったら、1分で解けたのでその成長ぶりに驚きました。
キッズBEEの問題集は、トライアル問題を数問解いただけでまだ息子には時期が早いと思い寝かせていたのですが、久々に解いてもらったらいつの間にか解けるようになっていました。
そのような経緯もあり、今後も基礎固めをしていく方針です。
3年生全国統一小学生テスト(国語)
自己採点をしてまず思ったことは、国語の平均点は高そうだなということです。
3年生から解答用紙がマークシート形式に変わり、自分で漢字を書いたり、抜き出し問題もなくなりました。2年生のときよりも簡単になった印象です。
国語の苦手な息子でさえ、長文読解で間違えた問題は2問のみです。時間も9分余りました。
読書量が多く国語の得意なお子さんにとっては、満点やそれに近い点数が取れそうなテストだと感じました。
実際、3年生6月国語の平均点は高かったです。
息子の場合、一番力を入れている漢字や語句の問題でポロポロ落とし、ほとんど勉強していない長文読解はほとんどミスがなかったので、正直複雑な思いです。
とはいえ、2年生時に比べれば読解力はついてきており成績も大きく上昇していますが、サピックス国語のテスト結果を見ると素直に喜べません。
全国統一小学生テストの国語テストでは時間が余りましたが、SAPIXの国語テストでは逆に時間が足りず、読解や記述もできていません。
全国統一小学生テストの結果だけ見れば、今後の課題はやはり漢字と語句ということになりますが、国語は読解や記述も含めてすべてが課題です。
3年生6月の全国統一小学生テストで偏差値が上昇した理由を考える
①学習量の増加
3月と4月の休校中だけの話ですが、学校がお休みで時間に余裕があったため普段よりも多く学習していました。
特に算数のほうが伸びましたが、単純に算数のほうが国語よりも学習量が多いです。その理由は、本人が算数が好きだからですね。
休校中の学習効果が出たと思っています。
②算数の問題文を読み取る力がついてきた
いまだに、問題文の意味がわからない問題に遭遇することはあります。
しかし2年生11月のテストでは、後半の難問だけでなく前半の文章の意味も正しく読み取ることができずに得点できませんでした。
今回、最終問題の問題文も理解でき読解力がついてきたことが成績アップに繋がっていると思います。
③ケアミスレスの減少
ケアミスレスがほとんどなかった、これに尽きます。
今までは単純な計算ミスの他、読み落としなどのミスが多かったのですが、成長に伴いケアレスミスが減少してきました。
④挿絵なしの本も読むようになり長文に慣れた
これまで読書と言えば、「かいけつゾロリ」や「ほねほねザウルス」ばかり。
挿絵のない本を読むのは嫌だと言い放ち、つい最近までは文字だけの本を読むことはありませんでした。
ところが、休校中にたっぷり時間があったことと、わが家に息子専用の本棚がやってきたことがきっかけでついに「かいけつゾロリ」以外の本を読むようになったのです。
今までもリビングに一応本棚はあったのですが、勉強の教材も一緒に収納していました。
自宅にある棚を本棚として使用していたので、取り出しにくく使い勝手がよくありませんでした。
見やすく取り出しやすい本棚に本を収納したことで、本棚を買う前に購入していた「歴史漫画タイムワープシリーズ」を読んでくれるようになりました。
全巻セット購入したので、1日に3冊読む日もありました。高価でしたが思い切って全巻購入してよかったです。
▼タイムワープ全14巻セット
購入するなら全巻購入をおすすめします!
子どもがどの本を読むか選べる楽しさがあると本に夢中になる確率が上がる気がします。
それに、2、3冊だとすぐに読み終わってしまいます。夏休みなので読書の習慣作りをするのに最適な時期です。
自分専用の本棚というのも嬉しかったようです。親子で休校中に読書タイムを設けたこともよかったかもしれませんね。
本棚に「タイプワープ」などの本を並べただけで読み始めたので、やはり環境作りは大切だと思いました。もっと早く本棚を用意してあげればよかったです。
「タイムワープ」をきっかけに、文字の小さい本も読むようになりました。
そのおかげで、本を読むスピードが上がり、長文にも慣れ抵抗がなくなったのだと思います。
角川まんが学習シリーズの「日本の歴史」もセット購入しました。
▼角川まんが日本の歴史19巻セット
そして、息子の大好きな本「ルドルフとイッパイアッテナ」シリーズの最新刊が発売されました。
▼ルドルフとノラねこブッチー
中にシールが入っており息子は宝物にすると言って大喜びしていました。
初めての方は、最新刊からでも丁寧にあらすじが書いてあるので楽しめますが、1巻目の「ルドルフとイッパイアッテナ」から読み始めることをおすすめします。
▼ルドルフとイッパイアッテナ
⑤SAPIXテキストの復習やテストの解き直しをやるようになった
2年生のときは、サピックスのテキストの復習は家庭でほとんどやっていませんでした。
まだ2年生だからがっつりやらなくてもいいだろうと考えていたというのもありますが、算数に関しては、常日頃テキストを復習する必要があるのか疑問に感じていたのが大きいです。
割と簡単な問題もあり、授業で習いすでに解ける問題を反復練習する必要があるのだろうか?と復習することに納得してなかったのです。
それでも3年生から学習習慣をつけるため、サピックスのテキストの復習をしっかりやる方針に切り替えました。
実際に家庭でテキストの復習をしてみると、授業で理解していたと思っていたところが忘れてしまいできない問題がありました。
時間が経過したことで忘れてしまったようです。確かに授業の中ではできたのかもしれませんが、理解が浅かったのかきちんと定着していませんでした。
しっかりと知識として定着させるためには繰り返し復習することがマストで、何度も同じ問題や類題をこなすことの大切さをやっと理解することができたのです。
これまで全国統一小学生テスト、組み分けテストや確認テストなどのテストの解き直しをほとんどやったことがありませんでした。
3年生になり、テキストの復習とテストの解き直しをきちんと取り組むようになったら、成果が出てきました。思考力もついてきたと思います。
⑥自由に遊ぶ時間が増えた
息子が2年生のときに、平日を習い事でびっちり埋めてしまった時期がありました。
習い事に追われる生活をしていたことを後悔しています。
やはり3年生までは自由に遊ぶ時間を多くとりたいという気持ちが徐々に強くなっていき、2年生の後半から意を決して習い事の整理をしました。
夏休みに入る前の平日は週3回お友達とたっぷり遊びました。
また、平日にしいていた習い事も休日に移動し、そろばんと塾以外は息子の好きな習い事だけに絞りました。
結果正解だったと思います。
一時、お友達との外遊びで水鉄砲に夢中になっていた時期がありました。
そのときの息子は、私に勝つための戦法を生き生きとした表情で語り始め、水鉄砲の遊びひとつでこんなにいろんなことを考えるものなのかと驚いたのと同時に、楽しそうな息子を見ていると、自由な時間を増やして良かったと思いました。
家庭でも自由に遊ぶ時間を作るようにしています。
現在息子はレゴに夢中で、暇さえあればレゴを改造したりして遊んでいます。
そんなわけで、今年の息子の誕生日プレゼントは本人のリクエストにより消防車のレゴにしました。
▼レゴシティ60216
立ち寄ったお店でパラシュートのレゴが欲しいと言い、貯めていた自分のお小遣いで購入したレゴです。
▼レゴシティパラシュート60208
習い事も楽しく通っていますし、良い刺激となっていますが、自分たちで主体的に考えて遊びを作り出す外遊びは最強だと感じました。お友達との楽しい時間を過ごすことは大事なことですね。
現在はコロナ感染症の影響でお友達と遊ぶのも難しくなっているのが残念です。
自由時間が増えたことで、自分でじっくり考える時間ができました。思考力を鍛え良い結果に繋がったと思います。
今後の学習計画
国語と算数
わが家では、漢字以外は特に先取り学習はしていません。さらに偏差値を上げようとすれば、勉強量を増やさなければ厳しいそうです。
とはいえ、全国統一小学生テストの偏差値を上げるための勉強はするつもりはなく、これまで通り基礎固めをしていく方針を変更するつもりはありません。
3年生までは、子どもの自由に遊べる時間を確保すること最優先します。
3年生の漢字と並行して4年生の漢字を練習していましたが、現在はストップしています。
3年生までの熟語の読み書きが定着していない状態で先に進めても効率が悪いと感じるようになりました。
4年生の漢字を練習するには、3年生までの漢字を組み合わせた熟語が出てきます。
そうすると、当然3年生までの漢字がしっかり書けないと4年生の熟語も書けないですし、語彙力が乏しいと言葉の意味がわからなくて書けない漢字も多くなります。
もう少し語彙を増やしてから学習したほうが効率が良いと判断しました。
というわけで、夏休み中に3年生までの漢字を総復習してから再度4年生の漢字に取り組むことにしました。
当初の目標は、3年生の2月までに6年生の漢字の範囲を終わらせることでしたが、今のペースだと無理そうです。
算数も特に先取りはしていなくて、というより凡人の息子にはできないというのが現状です。
中学受験の問題集に取り組み始めたのが遅く、1年生のときはピグマキッズくらぶも問題文の意味を理解できず途中で中断しています。
サピックスの教材を優先してるので、市販教材は余力があればやりますが、おそらくできないでしょう。
現在は、とりわけ難度の高い問題集もやっていません。最レべはまだ2年生のものが終わってませんし、算数ラボも学年相当の内容です。
▼算数ラボの記事
さすがに最レべの2年生は夏休み中に終わらせようと思います。
理科と社会はゲーム中心
理科と社会はサピックスの授業を受ける以外はとくに市販の問題集を使用したり、勉強をしたりはしていません。
国語と算数だけでいっぱいいっぱいで社会や理科まで回らないというのもありますが、なんでも事前に知っているというのはつまらないと思うのです。
初めて聞くほうが新鮮で楽しいですよね。
サピックスの社会の先生がユニークで授業はいつも笑いが絶えないそうです。今は関心や興味を持つ程度でよいと考えています。
11月の全国統一小学生テストを受験できるかどうかわかりませんが、開催されたら受験する予定です。
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