えみままの子育て日記

難関中学受験に向けてSAPIX・家庭学習・習い事のことを綴ります

サピックス2回目の組分けテストで国語の偏差値が20上がりました

7月7日、サピックスへ入室してから2回目の組分けテストを受けました。

息子が入塾する前に受験した、サピックス(新2年生)第1回入室テスト(国語)の結果は壊滅的。

その後、四谷大塚主催のリトルスクールオープンテスト(3月実施)で国語の成績が急上昇したのですが、サピックスのテストではパッとしない状態が続いていたのです。

そんな低空飛行の状態から約半年。

サピックスの組み分けテストで国語の成績が上がり始め、ようやく光が見えてきました。

サピックス国語担当の講師からは、

「徐々に記述問題もできるようになってきています。全体的によく出来ていますよ」

とは言っていただけるものの、テストの点数にはなかなか反映されず。

家庭学習でもサピックスのテキストの記述問題は模範解答通りに書けるときもあり、入塾当初より読解力や記述力が上がってきているのは感じていました。

だとすると、サピックスの組み分けテストや復習テストで記述問題の解答が白紙なのはどうしてなのだろう?

そんな時、以前購入した佐藤ママの本(灘から東大理Ⅲ3兄弟の母が教える中学受験勉強法)を読み返してみたのです。

灘→東大理Ⅲ3兄弟の母が教える中学受験勉強法

本書には、「次の段階に上がるには、65点で足踏みしている状態を5回ぐらい繰り返さないとステップアップできない」と書いてありました。

佐藤ママのお子さんでも5回繰り返さないとステップアップできないのであれば、

我が息子の成績に変化がないのも納得できます。

ステップアップできない要因として

 

●テスト慣れしていなくて緊張してしまい本来の力が発揮できない

●長文に読み慣れていないため時間が足りなくて最後まで解けない

●音読すれば問題を解けても、黙読だと文章を理解することができない

 

とにかく成績を上げるには時間がかかる

 

ということですね。

入塾して半年です。息子はのんびりタイプ。

まだ2年生ですし、焦らずにいこうと思います。

やっと塾やテストに慣れてきて緊張がほぐれてきた頃かもしれません。

努力を重ねたとしても、そう簡単に成績は上がらないものなんだということがよくわかりました。

塾から解答用紙や成績表を返却される前に組分けテストなどの結果はマイページにアップされ事前に見ることができます。

期待することなくマイページを確認してみると、なんと国語の偏差値が前回のテストより14もアップ!

入室テストのときと比較すると20も偏差値が上昇していました。

まさか算数のテストの点数を追い越してしまうとは!

まぁ、今回はたまたま点数が良かっただけかもしれません。

まだまだ語彙を含めた、国語の基礎力が不足しています。

今後もテスト内容によって成績は上下するだろうと予想しています。安定した成績を取れるようになるまでは時間がかかりそうです。

とにかく成績が良かろうと悪かろうとその度に、一喜一憂してはいけない、

そう自分に言い聞かせています。

といっても中々難しいですが。。

今後もコツコツと基礎固めをしていきます。

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サピックス組み分けテスト(国語)

息子の答案用紙を見ると、前回の組分けテストでは10問中1問しか正解できなかった漢字の問題がなんと全問正解。

その上、知識問題も満点でした。

そのおかげで、偏差値が一気に伸びました。

前回時間が足りずに白紙だった記述問題も今回は書けています。減点されてはいますが解答用紙を全て埋めているだけでも成長が見られます。

今回の組分けテストは、出題範囲のない実力テストです。

特に組分けテストの対策はしておらず、サピックスの長文読解や記述の学習もしていませんでした。

テスト前にやったことは1年生の漢字の復習だけです。

1年生のときに書けなかった熟語を書けるようになるまで反復練習しました。

それが功を奏し、ドンピシャで勉強した漢字が出たのです。

決して息子は漢字の読み書きが苦手なわけではないのです。小学校の漢字テストはいつも満点ですし、10級の漢字検定も満点合格しています。

漢字検定の記事です

www.emimama.com

それでも、サピックスの漢字テストでは点数が取れなかったのです。学校の成績がいくらよくても関係ありません。出題される問題のレベルが違います。

過去の成績表を分析すると漢字の正答率を上げるだけで一気に偏差値が上がることはわかっていました。

そこで、基本問題を落とさないようにするべく、まずは漢字を徹底的に学習することにしたのです。

そして、入室テストのときには全くできなかった長文読解問題で点数が取れるようになってきました。サピックスでの授業の成果が表れてきたのかなと思います。

ほぼ毎日、児童書の読み聞かせを始めてから約9か月。読書の効果を感じています。

いまだに、家ではひとりで本はほとんど読みませんが、学校では読書の時間に本を7冊くらい読んでいるようなので、それもあってか文章を読むスピードは上がっています。

テスト時間は25分間です。その短い時間の中で長文読解を含めたすべての問題を解くには長文に読み慣れていないと最後の問題までたどり着けません。

親の読み聞かせでも読解力は向上しますので、ひとり読みできていないお子さんでも焦らなくて大丈夫です。

自分から好んで読むのは「かいけつゾロリシリーズ」のみ。

息子が本好きになった最初のきっかけは、「かいけつゾロリ」シリーズでした。

小学生に大人気のかいけつゾロリシリーズ

www.emimama.com

音読の効果もあると思っています。

サピックス の授業では必ず音読をします。

長文を読む習慣のない子どもにとって難度の高いサピックスの問題を自分で読み答えるのは高度なことなのです。

息子も私が問題文を読んであげたり、自分で音読すると理解できますが、黙読だと文章の意味を理解できないということが算数の文章題を解くときにも起こります。

国語の苦手なお子さんにはまず、親が問題文を読んであげることをおすすめします。

サピックス組み分けテスト(算数)

算数のほうは特に変化はありません。

これまで苦手な国語のことで頭がいっぱいで算数のほうは力を入れてきませんでした。

計算と思考力重視で学習してきましたが、今回の組分けテストの結果を見て今後は算数にも力を入れていきます。

算数の文章題を解くときなど、息子は頭の中だけで考えて答えを書いてしまう癖があります。そのせいで数え間違いなどから基本問題を落としてしまっているのが問題です。

見直しするように、大事なところはメモするなど何度も注意はしていますが、問題用紙に何も書いてなかったりします。

テストのときの見直しは低学年の子どもには難しいことなのかもしれません。

今後の目標は基本問題を落とさないようにすること。

そのためには、普段の学習の中で式を考えるときに図を描く、重要なところをメモする習慣をつけていきたいと思います。

後半の推理や図形問題では、問題の意味がわからず解けていません。

文章を読み飛ばしたり、問題文を正しく読み取る力が不足しています。

表現の難しい問題に解き慣れていない、

難度の高い文章題を解く量が足りていないことが原因だと思います。

問題点を改善するべくサピックスへ入室後やらなくなってしまった、奨学社の最レベ算数の問題集に取り組みたいと思います。

▼3年生7月組分けテストの記事です。算数も成績が上がりました。

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最レベさんすう問題集小学1年

まとめ

サピックスへ入室してから半年が経過し、あっという間に過ぎました。4年生以降は特に時が過ぎるのが早く感じると思います。

今回の組み分けテストを終え学習する上で大切だと感じたことは、子どもの自主性と勉強を楽しむということです。

この数日の間に、息子は学習に対する意識が変わりました。

楽しく漢字の学習に取り組むようになったのです。

入塾始めの頃は、毎回授業で行われる漢字テストに苦労していました。

2年生の漢字を先取りしていなかったため読みから全て覚えなくてはならず漢字を暗記するのにかなりの時間を要していたのです。

熟語をなかなか覚えられない、翌日に復習してもすぐに忘れる。

毎回授業中に漢字テストを行うので慣れてきたというのもあると思いますが、7月に入り、急に漢字を覚えるスピードが上がってきました。

その理由を考えると、サピックスの漢字テストで良い点数を取りたいという気持ちが本人の中で芽生えてきたからだと思います。

90点以上取るとシールを貰えるというのもモチベーションになっているというのもあるのでしょうが、それよりも今まで受け身だった勉強が主体的な学習へと変化したことが大きいと思っています。

すでにテストで出題される範囲の漢字は覚えたのでもう練習はしなくてもいいと私は考えていたのですが、息子は明日もデイリーサピックスの漢字練習をすると私に言ってきたのです。

自主的な勉強はやらされている勉強と比べるとやる気がこんなにも違うのかと驚いています。

自分から覚えようとする力が集中力や暗記力を高めていると思いました。

息子が通う幼児教室では、四字熟語やことわざなどは、カードゲームを通して遊びながら学びます。

授業の中でカードの四字熟語を覚える時間を与えられると、息子はゲームに勝ちたい一心で必死に四字熟語を覚えようとしているのです。

そして、ゲームで一番になったという小さな成功体験の積み重ねが勉強への意欲に繋がっています。

本の読み聞かせでことわざなど息子が知らない言葉が文中に出てきたときは私がその意味を教えていますが、日にちが経つと忘れてます。

関心のないことは教えてもすぐに忘れてしまうんですよね。

ところが、幼児教室で覚えたことわざや慣用句などは、忘れることなくずっと記憶に残っています。

楽しかった体験、成功体験がやる気を引き出し記憶にも残る。

現在は漢字学習もゲーム性を取り入れ楽しく学習しています。

計算はタイマーを使用し時間を意識するだけでも違います。

前日よりも速く計算できたという達成感がやる気を引き出してくれます。

中学受験生が愛用しているセイコースタディタイム

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楽しく自主的に勉強することができれば、子どもはどんどん伸びていくと感じました。

漢字だけではなく、自主的に学ぶように成長してほしいと思っています。

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