小学1年生10月現在、親子で取り組んでいる市販の問題集をご紹介したいと思います。
息子は入園前から幼児教室に通い、通信教育や市販の教材を使用し親子学習をしてきました。
1学期の間は、学校生活や新しい習い事に慣れるまでは大変だろうということで平日の家庭学習は簡単な計算のトレーニングと宿題のみを行いました。
休日に4月から新しく始めた通信教育を親子で取り組む程度で勉強はほとんどしていませんでした。
本格的に勉強を始めたのは夏休みに入ってからです。家庭学習の習慣が身についたのも小学生になってからで、幼稚園生のときは、毎日きちんと学習していませんでした。
わが家は中学受験を考えているため、普段から情報収集をしています。その中で、算数は3学年位先に進んでいたほうがよいという話をよく耳にします。
算数の先取り学習をしたほうがいいのではないか?と夏休み中は今後どうするべきか真剣に悩んでいました。
考え抜いた結果、先取り学習はせずに1年生の範囲の基礎をがっちりと固め、習熟度を深めることにしました。
思考力や習熟度を深めるために、サピックスの通信教育ピグマキッズくらぶを4月から受講していましたが、10月で退会し、現在国語は市販の教材で学習しています。
「ピグマキッズくらぶ」を退会した理由はこちらの記事で書いています。
国語と算数では息子の学力レベルに差があり、通信教育と市販の教材を使い分けて学習を進めています。
現在、四谷大塚の通信教育を受講していますが、国語教材は使用していませんので、この記事では市販の教材をご紹介します。
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市販のドリル・問題集(漢字)
「漢字の正しい読み書きドリル」の特長は、ひらがな・カタカナ・漢字の問題を解きながら、正しい「読み方」「書き方」を覚え、正しく使えるようになることを目的としています。
漢字の正しい読み書きドリル
①ひとつの単元は2~4ページで構成
「むきや大きさをあらわす」など、テーマごとにまとめて学習することができます。
②漢字の達人シール
レベルアップシールが6枚あり、答え合わせが終わったらドリルの番号のところにシールを貼ります。
なぜか息子はこのシールに食いつき、「レベルアップした!」と喜んでシールを貼り、一度に26ページもやってしまいました。
このドリルが気に入ったようで、「勉強が楽しい!」と言いながら解いていました。
漢字の書き方を練習するドリルよりも、自分で考えて解くドリルのほうが楽しいのかもしれません。
③ひらがな・カタカナ・漢字の復習用として最適
「漢字の正しい読み書きドリル」に取り組む前は、「下村式の漢字練習ノート」で漢字の書き方を練習していました。
下村式の漢字練習ノートを詳しくご紹介しています。
下村式のドリルが終了しましたが、まだ全ての漢字を正確に覚えられていません。2年生の下村式の漢字連取ノートも用意してありますが、1年生の漢字をマスターするまでは2年生のドリルには進みません。
カタカナもまだ完璧に覚えていないため、次のドリルは、「漢字の正しい読み書きドリル」をやることにしました。
「漢字の正しい読み書きドリル」の良い点は、漢字だけではなく、まちがえやすいひらがなやカタカナに漢字、「は・を・へ」などの使い方から、関連する漢字(からだをあらわす漢字など)を一度に学習できることです。
子どもは簡単だと思う問題は嫌がらずにやってくれます。最初はひらがなの易しい問題から始まりますので、お子さんも無理なく取り組めると思います。
2020/04/14追記
小学3年生現在は、こちらの漢字辞典ドリルで学習しています。
市販のドリル・問題集(国語)
息子の学力レベルに合わせて国語と算数では使用する問題集や通信教育を変えています。
はなまるリトルこぐご1ねんせい
四谷大塚のはなまるリトルは、小学校1年生で学習しておきたい国語の内容を、基本から応用まで幅広く取り上げています。
ひらがな、カタカナ、長文読解、後半は「語句・漢字ドリル」を繰り返し学習する構成になっています。
わたしが「はなまるリトルこくご」の問題集で優れていると思う点は、全ての漢字に振り仮名がふられていないことです。
はじめて登場する漢字には振り仮名がふられていますが、そのあと記載されている漢字にはふられていないのです。そのほうが漢字を覚えられると思いました。また、子どもに設問を音読をさせることで漢字を正しく読めているかを確認することもできます。
数を数えることばを学習する問題では、豆腐や飛行機、靴の数え方など、学校では学習しないようなものの数え方も覚えることができます。
基礎的な問題から発展的な問題を考えさせることで、自然に知能開発がされるような構成になっています。
語句や文字の学習では、ゲーム感覚で取り組める漢字クイズなどを取り入れ、知能を伸ばす工夫がされており、息子も嫌がることなくやってくれます。
幼児ハイレベ100ことばのきまり
幼児ハイレベ100は息子が年長時に購入した問題集です。
年長用ですが、1年生の内容です。
幼児ハイレベ100を使用している理由
やり終えていないというのもあるのですが、幼児向けというだけあり、とにかくわかりやすい!
国語力のない息子にとって、幼児ハイレベ100の内容がちょうどよいレベルなのです。
サピックスや四谷大塚の通信教育をやるためには、文法を理解していないと問題が解けません。息子には長文読解も難しい内容です。
ハイレベ幼児で文法と文章読解の基礎を学んでから四谷大塚の通信教育に取り組みたいと考えています。
①1ページわずか5問で簡単にできる
大きな文字と豊富なイラストで、言葉をイメージしやすい。
「ことばのきまり」「ぶんのおけいこ」は、丸をつけたり、線を上下で結んだり簡単に解くことができます。
②繰り返し同じ内容を学習する
子どもが間違えやすい言葉が繰り返し問題に出てきます。小学1年生の問題集だと、さらっと流す感じなのでそこが幼児向けと異なるところです。
また、「を」と「お」のつかいわけの学習は、4ページ20問とたっぷり練習できます。
1、2、3ページ目は、「を」と「お」ただしいほうにまるをつけ、
4ページ目は、自分で「を」と「お」のどちらかを選択し答えを記入します。
段階的ににレベルアップして力をつけていく構成になっています。
③文のきまりをわかりやすく説明している
こそあどことばの場合、絵で示し説明されています。
親も教えやすく子どもも理解しやすいと思います。
幼児ハイレベ100ぶんのおけいこ
文のかたち、文の作り方を学んだあと、最後は短い読解問題で文の読み取りをします。
「ぶんのおけいこ」が終了したら、「ハイレベ幼児こくご3・上級」を学習する予定です。
ハイレベ幼児こくご3
1ページ目から文章読解問題ですが、イラストで答えを想像できてしまうため、読解問題が苦手なお子さんでもできるのではないかと思います。
2ページを試しに息子にやらせてみたところ問題なく解答できました。
ハイレベ100は、小学1年生用もあります。
まとめ
多数の通信教育や市販の問題集を試してきましたが、教材選びで大切なことは、子どもの能力に合った教材を選ぶことだと思っています。
難しすぎる問題は子どものやる気を奪います。自らやりたいと言って取り組める教材がいちばんです。
親からやらされている状態では学力は伸びません。最後まであきらめずに考え抜く力をつけるためには、時間をかければ自分で解ける、ヒントを与えれば解くことができる問題、少し背伸びをした問題を解くことだと思います。
子どもは難しい問題を自分で解くことで「できた!」という達成感を味わい、またチャレンジしようという気持ちになります。
通信教育、市販教材のどちらがお子さんに合うかはお子さんによって異なります。
お子さんに合った教材を選び、親子で楽しく学習していきましょう。
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我が家で取り組んでいるドリル・問題集