サピックスに通い始めて1か月後、初めて3月度の組分けテストを受けました。
この組分けテストは年3回行われ、テストの結果次第でクラスが昇降する出題範囲のない実力テストです。
組分けテストは入室テストも兼ねているのでテスト費用はかかりますが、一般のお子さんも受けることができます。
11月度に受験した入室テストの2科目の想定平均点は134点、3月の組分けテストの2科目平均点は114.8点と11月よりも平均点は低く難易度は上がっていました。
個人成績票は組み分けテストを受けた翌週の授業時に渡されましたが、その前に成績速報をマイページ「成績結果速報」で確認することができます。
2年生のテストは解答用紙に直接記入する形式のため問題用紙は当日に持ち帰ることはできません。
低学年のテストでは成績表の結果に一喜一憂しないことが大事なことです。
塾のテストは成績表の正答率一覧表を分析し、弱点を見つけ補強するためのものだと考えましょう。
点数が悪かったとしても早めに苦手な分野を把握することができてラッキーだったと思えばよいのです。
テストで良い点数を取るために勉強をするのではなく、基本的な勉強を反復練習し、基礎固めをしっかり行うことが大切です。
基礎がしっかりできていれば、応用もできるようになります。そうすれば自ずと偏差値も伸びていくはずです。
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新2年組み分けテスト(算数)
時間は25分・問題用紙は全部で5枚です。
設問内容:基本問題・平面図形・数と推理
個人成績表を分析すると、問題文の意味を注意深く読み取る力や条件を整理する力が足りていないことがわかります。
ただ、算数は正答率の低い問題にも答えることができており、個人成績表の最後のページに成績優秀者一覧があるのですが、息子はその中に入っているので算数は問題なさそうです。
今回の組分けテストの最終問題では、計算の正確さに加え複数の図を見比べながらわかることを読み取り、条件に当てはまる数を探す試行錯誤できるかを見る問題が解けていました。
試行錯誤する力が身についていることが確認できたので、正答率の高い問題で点数を落としていることが気になりますが、精神的に成長して問題文を正しく読み取る力がつけば徐々に成績は上がっていくと思います。
また、平面図形よりも立体図形のほうが少し弱いと感じました。これからは立体図形に力を入れていこうと思います。
図形はめばえ教室で遊びながら楽しく学んでいますが、やはり週1回では足りないと感じました。
補助線が見える力をつけるためには10歳までが勝負です。高学年になったら身につけることは難しくなります。
今後は家庭でも実際に手を動かし、図形に触れる時間を増やしていきます。
立体図形を強化しようと、パズル道場の立体四目ならべやビルディング、天才ドリルなどを購入しました。
低学年では問題集を解き頭を使うよりも、実際に手を動かし試行錯誤する経験を積み重ねることが大切です。
パズルなとで試行錯誤する体験をするのがおすすめです。小さな成功体験を積み重ねていくことで、粘り強く最後まで諦めない力がついてきます。
あなたはお子さんに、いきなり図形問題を解く問題集をやらせようとしていませんか?
実際に手を動かす経験が不足していると頭の中で立体図形をイメージすることができません。
まずは、積み木で遊んだり、折り紙などで実体験を積んでから問題集に取り組みましょう。
パズルは問題を読み解く力がまだなくてもできるのでおすすめです。
▼パズル道場立体4目ならべ
▼パズル道場ビルディング
遊び方の小冊子付き。16個のマスに16個のビルを建てるパズルです。
▼考える力を育てる強育パズル
賢くなるパズルで有名な宮本算数教室主催、宮本哲也さん著書のパズルです。
▼パズル道場カラーキューブ64
遊び方の小冊子付きです。
投影図の問題と積み木問題が初級から上級まであります。
立体図形感覚と数量感覚を育成。実物とペーパーの反復練習で空間把握能力を育成します。
▼おりがみで学ぶ図形パズル
5つの特徴
①楽しく学べる
②図形の間隔が身につく
③補助線のイメージがつかめる
④論理的直観力が養われる
⑤中学受験直前まで取り組める
シリーズ続編として、「切りがみで学ぶ図形パズル」もあります。
▼切りがみで学ぶ図形パズル
▼考える力を育てる天才ドリル(点描写)
図形問題を苦手にしているお子さんさんは図を描く作業が苦手です。息子を見ていて思ったことはフリーハンドで図を見て描くことが意外と難しいということ。
フリーハンドで練習しているうちにやがて頭の中で立体図形をイメージできるようになっていくそうです。
最初のうちは特に斜めの線を描くことがうまくできないので、低学年のうちから練習しておくといいと思います。
新2年生組分けテスト(国語)
時間:25分
設問内容:カタカナ・漢字の読み書き・物語文の読み取り
心配していた物語文の読み取りは、今回のテストでは入室テストのときと比べると、記述は正解していませんが、前回の白紙解答を考えたら答えを記入しているだけでも大きな成長を感じました。
穴埋めや選択問題も以前より正答率が上がっています。
テストの点数や偏差値で見るのではなく、たとえ間違っていたとしても難問を解こうとした息子の努力を褒めてあげたいと思います。
それよりも問題だったのは、漢字の読み書きです。物語文よりできていません。平均を大きく下回っています。
国語の成績が思わしくないのは、漢字で点数が取れないことが大きな原因です。
漢字で点数を落とさなければ、それだけで偏差値は10位上がります。
今後は、漢字の復習方法や勉強の仕方を見直し、熟語の読み書きを完璧にすることを目指します。
まとめ
今回の組分けテストでも漢字で点数を取れないことが国語の成績に響いています。改めて基礎学習することの大切さを感じました。
2019/07/19追記
2回目のサピックス組み分けテストの漢字問題で満点を取ることができ、偏差値が上がりました。
また、算数では生活面や学習面で試行錯誤をすることが大切です。
試行錯誤して「できた!」という成功体験の積み重ねがあれば、高学年で算数の難題にも諦めずに挑戦することができます。
先日、めばえ教室の先生と授業終了後少しお話しさせていただきました。
7歳のお子さんがめばえ教室の図形教材を体験中に
すぐに「答えを教えてほしい」と言ったり、
先生が「もう一度やってごらん」
と声をかけても、できないと恥ずかしいという気持ちからプライドが邪魔をしてやらなかったそうです。
できれば、図形は就学前から取り組んでほしいです。個人差はありますが幼児のうちから始めると素直に親や先生の言葉を聞いてくれます。
小学生になるとまだまだ素直ですが、これまでと同じようにはいかなくなります。
幼稚園生のときに比べて親の言うことを聞かなくなってきています。
試行錯誤をする体験を生活や遊びを通して10歳までに身につけることが中学受験成功に繋がっていきます。
まずは、国語と算数の基礎である漢字や計算の反復練習をしながら、試行錯誤する力を育てていきましょう。
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