えみままの子育て日記

難関中学受験に向けてSAPIX・家庭学習・習い事のことを綴ります

初めて語彙力の問題集に取り組む小学1・2年生におすすめ|ことばプリント

わが家には中学受験予定の小学3年生の息子がいます。

息子が年中の頃から中学受験を考え始めていたのですが、幼稚園生時の家庭学習はベネッセの「こどもちゃれんじ」を気が向いたらやる程度で、勉強らしい勉強は特にしていませんでした。

週1回、そろばん教室と図形を学ぶ幼児教室の習い事をしていたので算数には触れていました。そのおかげで息子は算数好きで、その中でも特に計算が大好きです。

ただ国語に関しては、読み聞かせも含めほぼ手付かずのまま小学1年生を迎えてしまったため、塾の国語に苦戦を強いられています。

息子が幼稚園時代に本の読み聞かせの大切さは耳にしていましたが、言葉を知らないということが、ここまで中学受験の勉強で苦労することになるとは想像できませんでした。

息子の幼少期にほとんど、本の読み聞かせをしてこなかったことを大変、悔やんでおります。

なにしろ、年長時にサピックスの入室テストを受け壊滅的な点数を取るまでは、息子の語彙の少なさにも気づかなかったのです。

サピックスへ入室する準備として、1年生の4月からサピックスの通信教育「ピグマキッズくらぶ」を始めましたが、学習レベルが息子に合わず途中で継続を断念しました。

難しい問題集をやるよりも基礎の土台作りが大切だと気づいたのは、サピックスの入室テストを受ける直前でした。約半年もの月日を無駄に過ごしてしまったのです。

そこからやっと漢字や文法の学習に力を入れ始めましたが、間に合うはずもなく結果は撃沈。そんなわけで家庭学習ではなかなか思うように学力を伸ばせず迷走していました。

中学受験を目指して家庭学習を始めている家庭に比べるとかなり出遅れたスタートとなりましたが、少しでも基礎学力をつけるため、日々試行錯誤しながら親子で家庭学習を進めています。

これまで息子の知らない言葉が出てきたときは、一緒に辞書で調べて語彙を増やす努力を続けてきました。

その甲斐あって以前に比べると語彙は増えたものの、読書をあまりしない息子にとって自然に生活の中で語彙を増やしていくことは困難です。

そこで、家庭学習の中に語彙力を増やす問題集を取り入れたいと考えました。

早速、語彙力の問題集を数冊購入しましたが、内容を確認すると息子には難しすぎて無理だろうと取り組むことを見送りました。

他に、息子でも取り組めるようなもっとやさしめの問題集はないかと探していたところ、

偶然Twitterのタイムラインに

「ことばプリント」の画像が流れてきたのです。

息子にぴったりだと直感的に感じ、すぐにTwitterのフォロワーさんに「にほんごを使いこなすことばプリント」のことを教えてもらいました。

 

現在、3.・4年生の「にほんごを使いこなすことばプリント」を取り組んでいます。

 

息子が3年生になり強く感じることは、語彙はすべての教科や学習の基盤だということです。

 

サピックスのテストでも、

言葉の意味がわからなくて熟語が読めない、

設問の意味がわからず勘に頼って問題を解くなど、言葉力のなさが塾のテストの点数に大きく響いています。

それは国語だけではなく算数でも同じで、サピックス(算数)の後半の問題も文章を正しく読み解く力がないため解答できず点数を取れません。

読解力を上げたくても、まずは言葉力がないと話にならないのです。

読解力がつけば算数の成績も上がると考えています。

 

文章を読んで正しく理解したり、文章を書いて自分の考えを正確に伝えるためにもっとも大切なことは、「言葉の力」です。

 

ひとつひとつの言葉を理解し、正しく使えるようにすることが大切なのです。

 

お子さんの語彙力が少ない、読書をしてくれないとお悩みのパパやママに「にほんごを使いこなすことばプリント」おすすめします。

 

では、早速ご紹介しますね。

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深谷式 にほんごを使いこなすことばプリント

深谷式 にほんごを使いこなすことばプリントは、自発的に調べるという習慣を身につけるため《辞書引き学習法》を考案した、深谷圭介先生と小学館「例解学習国語辞典」の編集部の方が、小学校6年間のうちに身につけておきたい基本語7700を選び出し、その正しい意味や使い方を学習できるようにしたプリントです。

 

学年ごとに3冊に分かれています。

1・2年生は2400語

3・4年生は3000語

5・6年生は2300語

 

2019年11月27日に、新学習指導要領に対応したものが発売されました。

息子は現在、小学3・4年生の「にほんごを使いこなすことばプリント」で語彙力の学習をしています。

 

にほんごを使いこなすことばプリントのおすすめポイント

①問題がやさしく初めての語彙力ドリルとして最適

他のドリルでも、低学年から学習できる語彙力の問題集はたくさん出版されています。実際に何冊か購入しやろうとしましたが、内容を見ると難しい言葉が多くまだ息子には早いと感じました。

そのため購入した問題集には手をつけていません。「にほんごを使いこなすことばプリント」を終えたら進めようと考えています。

 

ことばプリントは「ふとんをたたむ」など簡単な言葉からスタートします。

語彙力が少ないお子さんでも負担を感じずにドリルに取り組むことができます。

②選択問題もしくは線で結ぶ問題で構成されている

全ての設問が、ア・イ・ウ・エなどの記号から選ぶ、番号と記号を線で結ぶ問題なので、文字を書くことが嫌いなお子さんでも簡単に終わります。

③グループ別に関連した言葉の学習ができる

例をあげると、

「家の中」というカテゴリーでは「着る」「服」「服の部分」「服を作る」「身につける」「食べる」「食べもの」「味を表す」「たてもの」「家具」「台所」「ふろ場」「ねる」「そうじ」

「家の中」だけでもこれだけの種類があり、まとめて関連した言葉を学習できます。

生活するうえで身近な言葉を扱っているので、語彙力の少ない国語の苦手なお子さんにも無理なく取り組める構成です。

④巻末にチェックリストがある

巻末に取り外しできるその学年の必修基本語のチェックリストがついています。

1・2年生のことばプリントには、普段話していることを、正しい文で書くために必要なことばが掲載されています。

5・6年生では、教科書に出てくる重要な言葉。新聞やニュースで見たり聞いたりする言葉などがチェックリストに載っています。

ひとつのグループが終わったら、勉強した言葉を巻末のチェックリストチェックします。

 

ことばプリントの使い方として、推奨されているのが、

1日に2ページ 毎日続けることです。

2ページやったとしても10問くらいなので負担に感じる量ではありません。息子も嫌がることなく進めています。

わが家では、6年生までの「ことばプリント」を2冊ずつ購入しました。お安いのでコピーせず同じものを使って反復学習しています。

ことばプリント1・2年生

ことばプリント3.4年生

ことばプリント5・6年生

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