2020年4月上旬、日本珠算連盟の暗算検定準2級を受験予定でしたが、新型コロナ感染症の影響で検定試験が中止となり、その救済措置として塾内で暗算検定が行われました。
合格すれば2級の練習へ進めるため受験しました。
暗算検定準2級の問題は、かけ暗算30問・かけわり算30問・みとり暗算20問・制限時間は12分間。
500点満点中、400点以上が合格となります。
実際の試験と同じように12分間タイマーで時間を計りそろばん教室や自宅で練習していました。暗算検定前日の成績は470点と高得点を出し、直近の練習でも400点を下回ることは一度もなく順調そのもの。
合格できるだろうと息子も私もそう思っていました。
ところが、本番の試験ではまさかの不合格(泣き)
正直、落ちるとは思ってなかったので不合格だと聞いたときはびっくりしてしまいました。
あとで本人に話を聞くと、
教室内はコロナ感染症対策のため窓を開けて喚起していたからそのせいで寒かった。
それに加え、外から外出自粛を促すような大音量のアナウンスが聞こえてきてうるさかった。
想定外の出来事が起きて全く集中できなかったことが原因のようです。
外的な要因の影響を受けて本来の実力を発揮できなかったというのは初めての経験でした。
それともうひとつ、これまで検定試験で緊張することなく受験できていたのに、心の成長に伴い試験の時に緊張するようになってしまったというのも大きな原因だと思います。
不合格だったことよりも、外的な要因で集中力を欠いてしまったというのが大問題だなと思っています。
将来の第一志望の中学受験本番で何かトラブルが発生したら、本来の実力を出せないのではないかと心配になりました。
通常は教室内は静かに授業を受けられますし、家庭でも我が家は一人っ子なので兄弟にに邪魔されることもありません。
息子の繊細な性格に加え、家庭環境も大きく影響してるのではないかと思いました。
将来を考えるとこのままでは一生懸命勉強したとしても水の泡になりそうで不安です。
どうやって克服すればよいのでしょう。家庭でわざと賑やかな環境を作ればいいのでしょうか?
そして、まだコロナ感染症が落ち着かない中、そろばん教室に子どもを通わせるのも不安です。
検定試験は12分間と短時間で、教室で喚起や消毒のコロナ対策もしています。
感染するリスクも少ないだろうと判断し、4月の暗算の検定試験のみ受験してその後はしばらくお休みする予定でした。
ところが、6月受験予定だった日商検定3級の検定試験も中止が決まったことから、5月も教室では塾内の暗算試験と珠算検定を行うとお知らせがきたのです。
しかも通常だと日商の暗算検定と珠算検定は4か月に1度しか受験できないのですが、塾内では月1回検定試験を受験できるというのです。
そうなると、少しでも早く進級したい我が家にとってはまさに大チャンスなわけです。
コロナはこわいですし、進級試験のない習い事だったら勿論休みたいというのが本音です。
だけれども、もうすでに合格できるだけの実力は備わっているわけですから、検定試験だけでも受けたい。
それに、息子ももう3年生です。本格的な中学受験勉強を迎えるまでに暗算検定試験の1級を取得したい。
苦渋の決断ですが、通常の教室授業は欠席し5月以降も検定試験を受験することに決めました。
次回の検定試験では、最後まであきらめずに試験への不安や緊張を乗り越えて成長してくれたらうれしいです。