中学受験に役立つと言われている小学生新聞。中学入試の時事問題対策として購読されているご家庭も多いのでしょうか。
灘、筑駒、女子学院の合格者の4割以上が朝日新聞購読者だったというのはインパクトが大きいです。
新聞は読解力を育てる効果もあるとなると、難関校を目指している親子に朝日小学生新聞が人気なのもうなずけますね。
新聞を読むと読解力が上がり、結果的に勉強ができるようになると言われています。
わが家も息子が小学2年生の頃、小学生新聞の購読を検討した時期がありました。
できれば低学年のうちから新聞に触れ活字に慣れてほしいという思いと、子供新聞がどんな内容なのか知りたかったので、「読売KODOMO新聞」をお試し購読しました。
しかし、本も自分でほとんど読まない息子の場合、読んだとしても漫画くらいで他の記事は読まないだろう思い、その当時新聞の購読は見送りました。
あれから1年以上過ぎ、2020年4月から息子は小学3年生になりました。
長文にも慣れ、語彙も増えてきた今なら子供新聞の購読を始めるのにちょうど良い時期だと考え始めていました。
そんな中、たまたま朝日小学生新聞「4月から朝小リニューアル・春の購読キャンペーン」お知らせのチラシがポストに入っていたのです。
キャンペーンは、6か月以上購読することが条件です。
4月14日までに朝日小学生新聞を申し込むと抽選で天体望遠鏡や電子辞書などをプレゼント!
さらに新規申込者全員に、全国の書店で使えるギフト券500円分プレゼント!という春のお得なキャンペーンに惹かれ、どうせならキャンペーン中に購読の申し込みをしたいと小学生新聞の購読を決意したのです。
キャンペーンは専用ウエブサイトからの申し込みのみ有効でした。
先日、ギフト券500円分(ネットギフト)が送られてきました。現在は書店がお休みなので書店が営業再開したら使用したいと思います。
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朝日小学生新聞購読を決めた理由
春のキャンペーンを実施していたのが、小学生新聞購読を決めた一番の理由です。
小学生新聞というと、読売KODOMO新聞、朝日小学生新聞、毎日小学生新聞新聞の3社が全国紙として発刊されています。
わが家では、新聞を読む習慣をつけたいという目的があったため日刊の小学生新聞を選びました。
①毎日届く
はじめは週刊の「読売KODOMO新聞」にすることも考えましたが、毎日活字にふれる環境を作ることを大事にしたい。
また、新聞を読む習慣をつけるには、毎日発刊であることが望ましいと考えました。
日刊の小学生新聞は、「毎日小学生新聞」と「朝日小学生新聞」の2社です。
毎日小学生新聞は、文字をじっくり読ませる構成のため読書習慣のない現在の息子には合わないと思い選択肢から外しました。
最終的に中学受験生の購読者の多い、朝日小学生新聞の購読を決めました。
②科学漫画サバイバルシリーズの新連載がスタートする
朝小は4月1日より大幅にリニューアルしました。
小学生に大人気の「科学漫画サバイバルシリーズ」の新連載(毎週日曜日)がスタートするというのも魅力的でした。
まだ本になっていない最新作「水族館のサバイバル」を読むことができます。
息子は「科学漫画サバイバルシリーズ」を読み始め好きになったところなので、好きな漫画が連載されている新聞であれば、新聞に興味を示すのではないかという期待もありました。
③中学受験に役立つ
学習に役立つコーナーとして、ウイルスってなに?「見るみるわかる」月曜日では、難しいニュースをわかりやすい言葉で解説し、理解度がアップします。
「天声こども語」は、音読や書き写し、要約などの学習にもおすすめのコーナー。
息子の場合、「天声こども語」を活用するのはまだまだ先になりそうです。
「えいごでJUMP」は、ゲームやパズルで英語に親しみながら、「読む・聞く・話す・書く」の4技能を育むコーナー。スマートフォンで音声を聞くこともできます。
実際に1か月間、朝日小学生新聞を購読してみた感想
息子は漫画くらいしか読まないだろうと思っていたのですが、意外にも1面や気になる見出しの記事は読んでいて毎日読む習慣もつきました。
漫画から読み始めて徐々に全体を読むようになってくれたらいいなと考えていたので、これだけ読んでもらえれば十分です。
そして、サバイバルシリーズよりも息子が気に入ったのが、毎日読める連載漫画「武者ムシャ戦国野菜」でした。
まずはじめに目を通すのが戦国野菜の漫画で毎日楽しみにしていました。
それがですね、残念なことに4月で連載が終了してしまいました。
5月からは、「里美八犬伝」がスタートしています。
どうやら2か月ごとに連載漫画は変わるようなので、また息子が気に入る連載漫画が始まることを期待します。
約1か月、朝日小学生新聞を読んでみて感じたことは、とにかく広告が多いというのが一番気になります。全面広告はさすがに広告が多すぎますね。
それと、ニュースのコンテンツが少ないこと。読み物としてはやや物足りないと感じました。
とはいえ、読書好きではないので読み物として少し物足りないくらいが今の息子にはちょうどよいのかもしれません。
最後に、朝日小学生新聞は中学受験に役立つと言われていますが「読売KODOMO新聞」と比較しても「朝日小学生新聞」との違いがよくわからず。。
「朝日小学生新聞」のほうが中学受験に役立つ情報が多いという印象はありませんでした。
もう少し継続したら印象が変わるかもしれませんね。
小学生新聞は3社ありますが、中学受験に役立ちそうだから朝小を選ぼうと考えなくてもいい気がします。
子どもの好みに合う新聞を選ぶのが一番よいのではないでしょうか。
読売KODOMO新聞との比較
2019年の2月に試読した、読売子供新聞がまだ家に残っていました。昨年のものなので変更点があるかもしれないですが、ご紹介します。
読売KODOMO新聞:毎週木曜日発行、月550円(税込み)
ちなみに、朝日小学生新聞は月1,769円です。
朝日小学生新聞は、大人が読む新聞と同サイズですが、「読売KODOMO新聞」は小さめですね。
子どもが読むには小さいサイズの「読売KODOMO新聞」のほうが読みやすそう。
紙質も違いがあり、朝日小学生新聞に比べるとやや厚みがあり上質です。
ニュース、学習、英語、エンタメがバランス良く構成されています。
全体の約半分(45%)がニュース系コンテンツで、他紙に比べると、マンガは女子向けですね。タロット占いのコーナーもあり女子受けしそうな内容です。
「おしえて!コナン時事ワード」のコーナーでは、人気漫画「名探偵コナン」のコナンが、重要な時事ネタを紹介してくれます。
スクラップ用に、点線部分で切り取ってノートに貼れるようになっているところが便利でいいなと思いました。
試読した10面と11面には、「生物季節観測カレンダー」の特集記事でした。
かわいい動植物のイラストとともにわかりやすく説明されています。
購読料も安く、手軽に小学生新聞の購読をはじめられそうです。
まとめ
小学生新聞には漢字にふりがながふってあるので、小学1年生からでも読むことができます。
個人的には「読売KODOMO新聞」がよさそうだと感じました。
私自身、読売新聞を長年購読していたので馴染があるからかもしれませんが、大きな写真や図解が子どもの興味を引き出してくれそうです。
週刊なのでわが家は選びませんでしたが、「読売KODOMO新聞」は月550円と料金が安いので、日刊の小学生新聞とダブルで購読するのもありかもしれません。
実は毎日小学生新聞も気になっています。息子が読書好きになり活字慣れしてきたら変更するのもありかな。
どこの新聞社を選ぶか迷われいる方もいるかもしれませんが、やはり子どもの好みで決めるのが一番だと思います。
2、3日前、息子が私に「ラジオの面白さがわかってきたよ」と言っていました。
近い将来、新聞を読む楽しさも感じてくれたらいいなと思います。
小学生新聞を読み、そういえば息子が生まれる前までは日経新聞を好んで読んでいたことを思い出しました。
子育てで忙しく心に余裕がなくなり購読はやめてしまいましたが、心にゆとりができたらまた日経新聞をゆっくり読んでみたいという気持ちが芽生えました。
気になる方は、是非小学生新聞の試し読みをしてみてくださいね。
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