息子が通うそろばん教室では、2019年10月から日本フラッシュ暗算検定協会が主催するフラッシュ暗算検定を取り入れることになりました。
早速、息子は10月末自宅でフラッシュ暗算検定4級を受験しました。
2020年1月現在、フラッシュ暗算検定2級を取得しています。
「フラッシュ暗算」は、最近よくテレビなどでも登場する新しい計算の訓練方法です。
そろばん教室では、テキストを用いて暗算練習をしていますが、フラッシュ暗算の練習をプラスすることで、さらに暗算力を高めることができる優れたツールです。
暗算力だけではなく、同時に集中力や記憶力も鍛えることが可能なため、興味のある方はフラッシュ暗算を受験できるそろばん教室を探してみてはいかがでしょうか。
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フラッシュ暗算検定とは?
フラッシュ暗算とは、コンピュータの画面にフラッシュ式で出題される数字の問題を珠算式暗算を使って計算するものです。
最近ではテレビなどマスコミ関係にも多く紹介されるようになり、一般の方にも知られるようになりました。
一般的にはランダムに数字が出題され、それをただ計算するもののように思われていますが、本当のフラッシュ暗算は、20年以上の研究を重ね、そのデータを元にどのような問題が頭にイメージしやすいかを難易度別に分け出題させることができ、練習者の暗算力を育てることができるものです。
つまりフラッシュ暗算とは、初心者から上級者までの全ての練習者においての暗算力を上達させることのできる画期的なプログラムなのです。
フラッシュ暗算は一般社団法人日本フラッシュ暗算検定協会が主催しており、開発者である宮本裕史先生が作り上げた世界公認の試験になります。
この度初めてネット検定が実施されるようになったことで、インターネットを利用し好きなときに自宅で受験することが可能となりました。
フラッシュ暗算のメリット
フラッシュ暗算は、一定の速度で数字が表示され、そのスピードについていかなくてはなりません。
また、分割暗算は不可能です。
確実に珠算式暗算を身につけ、上達させ、右脳を開発させることができます。
フラッシュ暗算はこんな方におすすめです。
◎暗算が大好きな人も暗算はできるけれどスピードが足りない
◎現在の練習級の正解率が低い
◎暗算3級の3桁の暗算に苦しんでいる
暗算初心者はもちろん、暗算の段位を伸ばしたい人、フラッシュ暗算の練習を継続していくことで、全員の暗算力向上が期待できます。
暗算は3級の3桁から急に難易度が上がり、習得するのに時間がかかります。
フラッシュ暗算を導入することは、暗算3級練習中の息子にも最適だと判断し受験することにしました。
検定試験について
一般社団法人日本フラッシュ暗算検定協会に加盟している珠算塾や、公益社団法人全国珠算教育連盟及び日本珠算連盟に加盟し公式検定ソフトを使用している珠算塾、または公式検定ソフトを使用しているその他の珠算塾や学習塾にて、フラッシュ暗算の検定試験を実施しています。
日本フラッシュ暗算検定協会ではネット検定を実施しておりますので、検定協会に加盟している塾の生徒は、塾または自宅で検定試験が受けられます。
フラッシュ暗算検定4級を初受験
フラッシュ暗算検定を受験するにあたり、まず何級を受けるかを決めなければなりません。
スタート受験級の決め方は、暗算テキスト練習級によって決定します。
息子の場合、先生におすすめされたフラッシュ暗算検定受験級を練習ソフトで練習し決定しました。
この練習ソフトは、5日間のお試し期間があり、何級から受験するか練習ソフトで試してから受験できるので安心です。
先生からは、最初の受験級は必ず、自分が120%余裕でできるところから始めてくださいとアドバイスされました。
実際に練習ソフトで練習し、4級が問題なく合格できるレベルであると判断し4級からのスタートを決めました。
受験料金
20級~11級 800円
10級~4級 900円
3級~1級 1,000円
初段~十段 1,100円
十一段~二十段 1,200円
もっと早い段階でフラッシュ暗算の練習ができたらよかったのにと思いましたが、受験料金もその都度発生することを考えると、ベストな時期に始められたのかもしれません。
試験は10問中7問正解で合格となります。
1か月間に何回でも受験できます。
継続して利用する場合は、練習ソフト代として1か月330円かかります。
※練習ソフトやソフト代などは、通われる教室により異なると思いますので、通われる教室でご確認ください。
息子は4級からスタートし、今のところ2級まで不合格になることなくスムーズに昇級できています。
1か月に1回程度の受験回数なので、今後はもう少し間を空けず受験できればと思っています。
受験級は20級から1級、その後は初段から二十段まであります。ちなみに、息子が受験した4級は、(2桁 8口 11秒)です。
2段から3桁に入ります。
まとめ
フラッシュ暗算の練習は、テキストよりもゲーム感覚でできるので、子どもも嫌がることなく楽しんで練習できています。
子どもは紙の学習よりもタブレット学習のほうが好みますし、楽しく継続できるのではないでしょうか。
暗算力と集中力アップが大いに期待できます。
是非ともフラッシュ暗算検定を受験してみてくださいね。
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