2019年12月7日、小学2年生の息子が、日本珠算連盟主催の暗算検定3級に合格しました。
2020年9月3日追記
2020年6月、暗算検定2級に合格しました。現在は準1級の検定試験に向けて練習中です。
準3級までは、そろばん教室が独自で行う暗算検定試験を受けていましたが、3級からは日本珠算連盟が行う暗算検定試験を受験します。
息子が通うそろばん教室は、日本珠算連盟認定教場になっています。
受験会場はこれまでと変わらずそろばん教室で受験できるので、あまり緊張しなくてすみます。
日本珠算連盟暗算検定3級の試験は、8月に受験しましたが、まだ進級したばかりで日が浅く練習不足だったこともあり残念ながら不合格となりました。
12月は2度目の挑戦です。12月の試験で不合格になると次回の検定試験は4か月後になってしまうので合格することができて安心しています。
それでは、暗算検定試験の内容や珠算連盟について、お話していきます。
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そろばんの検定試験の種類
そろばんの検定試験を行っている大きな団体は、日本珠算連盟と全国珠算教育連盟があり、息子が通うそろばん教室は日本珠算連盟に加盟しています。
そろばん教室はどちらかの珠算連盟に加入しており、暗算の検定試験や大会などは珠算連盟が主体となって実施されています。
日本珠算連盟と全国珠算教育連盟とは?
日珠連とは、日本珠算連盟の略で、全珠連は全国珠算教育連盟の略になります。
日本商工会議所と深い関わりがあるのが日珠連です。
1~6級の日本商工会議所珠算能力検定試験の実施を全面的に委託されている団体です。
また、段位認定試験と7~10級と暗算検定試験は、日本珠算連盟が独自に行っているものです。
日珠連主催の各種大会についても、日本商工会議所が後援しています。
日本商工会議所は経済三団体の一つであり、「日商簿記」をはじめ主催する日商検定試験は、社会的にも認められた資格となります。
一方、全国珠算教育連盟の方は、日商検定とは違った、独自の検定試験を行っています。
大きく違うところは、全珠連では検定の試験内容が多種目に渡るところです。
日本珠算連盟と全国珠算教育連盟のレベルの違い
日商検定の特徴は、計算する量が多く、難易度が高くなっています。
一般的には、全珠連での2段が、日珠連での1級と言われています。
日商検定で1級を持っていると、全珠連での2段のレベルがあるということです。
反対に言うと、全珠連で2段を持っていても、日珠連では1級しか取ることができないということです。
日本珠算連盟の方が、日本商工会議所主催という検定試験は太鼓判を押されたようなものであり、社会的評価もこちらの方がレベルが上になります。
日本珠算連盟主催暗算検定試験3級の内容
暗算検定3級の試験内容
500点満点で400点以上が合格となります。
試験時間は12分です。
みとり暗算 20問 3けた5口15字
かけ暗算 30問 実法合わせて4けた
わり暗算 30問 法商合わせて4けた
暗算は3級から急に難しくなる
かけ暗算とわり暗算は暗算4級ですでに学習をすませており、暗算3級の練習をする頃には、ほぼミスのない状態に仕上がっていました。
ただし、みとり暗算が4級の2桁5口から3桁5口に変わり、急に難易度が上がります。
息子は珠算・暗算ともに4級までの進級試験で一度も落ちたことはなく、4級までのみとり暗算まではさほど苦労することなくスムーズに進級できました。
ところが、3桁5口のみとり暗算は、合格レベルまで達するまでにかなりの時間を要しました。
3級の練習を開始直後は20問あるうち、全て誤答するくらい厳しいものでした。
練習しても正答するのは2問から3問のみ。練習するのが嫌になるほどです。
とにかく正答にたどりつくまでには根気が要ります。
先生曰く、最初からできる人は一人もいない!とのことです。
最初はできないのが当たり前と聞いていたので、息子ができなくてもあまり気にせずすみました。
そんな状態からのスタートでしたが、練習するうちに段々と正答率も上がり、できるようになってきて、8月の受験時には調子のよいときで、20問中10問くらい正答するくらいの正答率でした。
運がよければ合格できるかな?という実力だったので落ちてもがっかりすることはなかったです。
暗算3級の3桁の見取り算の正答率を上げるために最適なツールのご紹介です。フラッシュ暗算の練習をすることで暗算力を上げることが可能です。
フラッシュ暗算検定の記事
お子さんがくじけそうになったら、何度でも諦めずに根気よく頑張るように声をかけてあげてください。きっとできるようになります。
珠算検定4級の記事です。
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