サピックスへ入室後、低学年のサピックス生が受ける全てのテスト(①組み分けテスト②確認テスト③復習テスト)を受けました。
クラス昇降のないテストは復習テストのみです。
組分けテストは出題範囲がないため対策はしにくいですが、確認テストや復習テストはどんな勉強をすればよいのか大体わかってきました。
7月度復習テストを終えて、皆と同じ学習をしても差がつかないと強く感じました。
数か月通塾して思うことは、学力レベルの低い地域の校舎であってもさすがサピックス!だと思いました。
たとえ下のクラスでもレベルは高く、サピックスは優秀な子どもたちが集まる場所だと感じています。
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サピックス(国語)復習テスト
国語の復習テストは授業と同じ物語文が出題されます。一度読んだことのある文章だということもあり平均点は高めでした。
初めて息子が受けた入室テスト(新2年生)の長文読解問題を見て、かなりハイレベルな内容に驚きました。
最初の設問はいきなり記述問題から始まり、抜き出し問題も文中からすぐに答えを探せるような簡単な問題しかやったことのない息子にはとても歯が立ちませんでした。
私の問題文を見た印象は、2学年くらい先の内容。
実際にサピックスの校舎長がサピックスの通信教育は、2、3学年上の内容だと話していたので私の感覚は間違ってなかったのかな。
本を読む習慣のなかった息子にはこの問題はできるはずないと思ったわけですが、入室後授業を受けているうちに慣れてくるものなんですね。
私自身、あんなに長文だと思っていた物語文もだんだんと見慣れてきて難しいという感覚も薄れてきました。
確かに、チャレンジ問題は骨の折れる問題もあり要点を探すだけでも大変です。
でも、授業を受けていると難しい問題もできるようになると思います。
やはり息子を見ていると、男子が苦手とされる心情理解の問題もわりと得意です。
国語は今まで難しい問題をやってこなかったからできなかっただけのような気がします。
サピックスの国語教材の物語文はいいお話が多く、子どもは興味を持って読んでくれます。
低学年から通塾するメリットは文章も難しくないうちに記述問題の練習ができること。
人それぞれですが、国語に苦手意識を持たなくなるような気がします。
サピックス(算数)復習テスト
基本問題では、正答率35%の問題は正解していたのに73%の問題を1問落としていました。
これまでも正答率の高い問題を落としていたのですが、今回の復習テストでは
「絶対に間違えたくないから筆算で計算した」
と息子がテスト終了後に言っていました。
3桁の足し算は暗算だとまだミスすることがあるのです。
それで筆算で計算したようです。見直しもしたというので成長が見られます。
また、テストのときに頭の中で考えてしまい、問題用紙にメモしたり図に書くということをしないという問題点があってのですが、
7月度の復習テストでは問題用紙に文章題の図を書いていました。
もし、書いていなかったら間違っていたかもしれません。
何度、本人に注意しても直らなかったのですが、息子自身が良い成績を取りたいという気持ちになった頃から、私の言うことを聞いてくれるようになりました。
また、「塾の先生が図に書かないとだめだよ」
と塾の先生が言っていたと息子に話したのが効果的だったかもしれません。
入室したばかりの頃は、間違えたくない、良い点数を取りたいという気持ちは息子にはありませんでした。
今まで成績表も見ることがなかったわけですが、最近は結果が気になるようですぐに確認しています。
基本問題を1問落としましたが、向上心を持って試験に取り組んでいるので、今後ミスのないよう改善してくれればいいと思っています。
推理問題は問題文を正しく読み取ることができないため、そこは訓練しないとできないと思います。今後の課題点ですね。
今までは難度の高い文章題や読解は精神年齢の発達とともに自然にできるようになるからやらなくてもよいと考え放置状態でした。
勉強は学校の範囲のみで読書もほとんどしていない場合、長文読解が全くできないと入室テストで国語は悲惨な点数しかとれない可能性が高いです。
さらに算数が苦手だと2年生でも合格できるかどうか危ういです。
漢字も特に熟語は言葉の意味がわからないと書けないですしね。
低学年で落ちる人なんていないとよく聞きますが、実際に1年生でも不合格になる人はいます。
算数の文章題対策をしようと考えたのは、例えば図形問題などは問題文の意味さえわかれば解けるのに勿体ないなと思うことが多いからです。
次回のテストは10月です。それまで弱点の補強をしていきます。
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