花まる学習会代表、高濱正伸氏著書
「わが子をメシが食える大人に育てる」の書籍を購入したのは、
息子が年少時、高濱正伸氏の「母親だからできること」という講演会に参加したときのことです。
セミナー終了後の書籍販売は、購買意欲が掻き立てられます。
当時は、まだ中学受験など考えていませんでした。ただ、高濱氏の本が何か欲しい。
そう思い、数ある本の中から
「わが子をメシが食える大人に育てる」の本を選びました。
当時はもちろん読む気満々で購入したのですが、実は現在に至るまで一度も読んでいなかったのです。勿体ないですね。
今年に参加した、花まる学習会のアルゴクラブ体験後、「わが子をメシが食える大人に育てる」の本を初めてきちんと読みました。
すると、本の内容が心に響きます。
当時本を読んだとしても、野外体験の大切さやことばの力の大切さはあまり自分には伝わらなかったと思います。
花まる学習会の講演会に参加したり、
メディアで高濱氏の授業やサマースクール
(野外体験)を紹介された番組を見たとき、
高濱氏の「メシが食える大人」という言葉が強く印象に残りました。
講演会終了後、まだ息子は年少でしたが、
年中から花まる学習会に通塾させたいとそのとき思ったのを覚えています。
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花まる学習会とは
年中から小学6年生までを対象とした
数理的思考力・読書と作文を中心とした国語力に加え、野外体験を三本柱として、
将来「メシが食える大人」そして「魅力的な人」を育てる学習塾です。
私の中で、花まる学習会といえば、野外体験というイメージです。
2泊3日のサマースクールでは、魚つかみや川遊び、水かけ合戦や生き物探し。
大草原での、かけっこや鬼ごっこに虫取りなど、自然の中で遊びつくします。
他にも色々なコースがあります。
本の概要
当時の私は、野外体験や外遊びがなぜ、学力向上に結びつくのか、あまり理解できていませんでした。
引用
多様な自然の中での熱中体験が学力面でも良い結果をもたらす。
つまり、小さい頃に自然に触れた経験が豊富な人のほうが、大人になって
「最後までやり遂げたい」という意志力や、「もっと深く学びたい」という意欲のレベルが高いのです。
息子の経験からも、幼少期はドリルをやることよりも、日常生活の中で遊びとして数字に親しんだり、言葉などを学ぶことのほうが大事で力がつくというのは実感しています。
息子は幼児教室のドラキッズで数の分解など、授業の中でワークに取り組んでいましたが、理解できていませんでした。
ドリルをやらせたから、数字に強くなるわけではないのです。
先日も、脳科学者の方が書いた記事の中で、脳の発達には、科学館に行ったり、図鑑を見ることもとてもいいことですが、外遊びに勝るものはないと書かれているのを読み、
外遊びや多様な経験が脳の発達に本当に良い効果が得られるのだと今はそう考えています。
将来、メシが食える大人として成長していくためには、
①ことばの力
②自分で考える力
③思い浮かべる力
④試そうとする力
⑤やり抜く力
5つの力を小学校低学年までに育くむことが欠かせない。
小学校の低学年までに育むべき基礎力が、社会人としてメシが食える力にどう結びついていくのかを本書で解説しています。
私がこの本を読んで、息子に対し、反省しなければいけないと思ったことがあります。
「早く、早く」
普段、お子さんに言ったりしていませんか?
すぐに思い当たりました。私はせっかちな性格なので、子供の支度が遅いときなどつい、早くと言ってしまうときがあります。
早くという子供への言葉が、早く答えを知りたがる子供にしてしまっているそうです。それを読んだときに自分の言動を振り返り反省しました。そして、
「このあいだ、いったでしよう」
「何度言ったらわかるの?」
「なんで、こんな簡単なことがわからないの?」
上記の言葉もつい、苛立って感情的に口走ってしまったことがありました。
大人には簡単なことだと思えることでも、子供にとっては簡単なことではなく、
1度で、理解できるわけではないのです。
子供の頭の中では、
「なんでそんなにママは怒っているの?」
そんな思いが渦巻いているだけなのです。
なるほど、そうだったのかとここでも反省しました。
第1章 「メシを食っていける力」が危ないより
基礎力を鍛えるのは、10歳までか勝負
10歳までに基礎力がついていないと、
それ以降どんなに頑張っても、
学力面での後伸びが難しい。
学力の基礎(読み・書き・計算)が大切だというのは、身に染みて感じています。
学力の基礎に加えて、この時期に思考力を鍛えるのも重要です。
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思考力を鍛えるおすすめのカードゲーム
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物事を最後までやり抜く意志力や、学びへの意欲は、学力向上だけではなく、
社会人としても必要な力です。
お子さんがいる方に読んでいただきたい内容です。
高濱正伸氏の書籍
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