小学1年生の息子が、四谷大塚の塾校舎で実施された全国統一小学生テストの対策授業に参加しました。
対策授業では実際に全国統一テストの過去問を解いていきます。
予想はしていましたが、得意な算数も読む力がないため高度な問題を解くことができず。息子が幼稚園生のときには国語でこんなに苦しめられることになるとは想像していませんでした。
とはいえ、まだ小学1年生。学校の国語、算数のテストはいつも満点です。学校レベルの学力の基礎は身についています。
しかし、塾の入室テストや模試は別物。高得点を取るためには長文読解に慣れるなどの対策が必要です。
中学受験レベルの国語の問題を解くのがまだ難しい息子は、国語の基礎固めをしっかりするため現在、ハイレベ幼児(国語)の問題集を勉強しています。
わが家で使用している国語の問題集を紹介しています。
今回、四谷大塚の対策授業を受け、家庭学習のやり方を見直すことにしました。
国語力の基礎をつけるために、毎日ハイレベ幼児の問題集に取り組んでいますが、今のままでは、ハイレベ幼児の読解問題になかなか辿り着きません。
現在のペースだとなかなか進まないまま2年生になりそう。
「このスローペースではさすがにマズイ!」と思い、勉強の進め方を変更することにしたのです。
今後も国語の基礎を学ぶことには変わりはありませんが、語句・文法だけではなく読解にも力を入れていくことにしました。
当面は、普段の算数はそろばんと計算トレーニングのみにします。
四谷大塚の通信教材は休日のみとし、平日は国語を中心に勉強を進めることにしました。
今思うと、年長の10月、息子に読解力がないことに気づいた時点で、ピグマキッズくらぶの通信教育へは入会せず、4月から毎日ハイレベ幼児の問題集をやるべきでした。夏休みに集中して取り組んでいたら終了していたと思います。
もう11月になるというのに、国語の基礎をやっているという状況に、いったい何をやっているんだ!と反省しつつ、1年生の今、基礎をやらずしていつやるんだという思いで基礎の土台作りに集中しています。
今の息子の実力では、過去問大会で高得点は取れないというのはわかっていましたが、現実を目の当たりにするとやはり落ち込みます。
得意な図形問題も問題を読み解く力がないと解答できないわけです。
わが家の学習記録になりますが、四谷大塚の対策授業や今後の家庭学習についてお話します。
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四谷大塚の事前対策授業とは
四谷大塚が主催する全国統一小学生テストの受験生を対象としています。希望者のみ参加。塾独自のイベントで、各校舎により対策授業の内容は異なります。
インターネットで全国統一テストに申し込むと、後日、塾から事前対策授業の案内が送られてきました。
わたしが受験する塾校舎では、全国統一テストの過去問大会と称し、実際に国語と算数の過去問を使用し問題を解く授業が行われました。
当日は特に受付する必要はなく、案内係のスタッフが待合室から子どもたちを教室まで誘導してくれました。保護者は授業終了時間頃に子どもを迎えにいき終了です。
料金:無料
時間:1時間45分
子どもたちには時間配分をうまくするように説明があったようですが、対策授業の見学はできないので詳しいことはわかりませんでした。
全国統一小学生テストの過去問
国語、算数ともに前半は基本問題で後半は図形問題や文章題、長文読解(6ページ)です。
息子の解答を見ると、簡単な計算問題では1問ケアレスミスあり。
国語もできたであろう問題も記載しておらず。
あとで過去問を解いてもらうと答えが合っていました。なぜ答えを書かなかったのか本人に尋ねると、そのときはわからなかったとのこと。どうやら会場の雰囲気に呑まれた模様。試験慣れしていないのでしかたないですね。
対策授業では問題用紙に答えを直接記入しましたが、テスト本番は解答用紙が別にあります。解答用紙の解答欄に答えを記入するというやり方のテストを受けたことがない息子。間違えずに記入できるのか不安でなりません。
そこで、休日に実際トップレベル問題集の算数を解答用紙に記入する練習をしてみたところ、「よく見て記入してね」とアドバイスをしたにもかかわらず、解答欄の記入を間違えました。不安的中です。
本番も緊張して間違えそうですがミスせず頑張ってもらいたいです。
今後の家庭学習の進め方
家庭で問題を読み解く力や語彙力をつけるためにしていることは、
●毎晩、寝る前に児童書や絵本の読み聞かせ(3冊)※本人の希望です。
●日記をつける(1~2行の簡単なものです)
●会話を単語で終わらせない、息子が知らない言葉はすぐに教える。
語句・文法・文章読解に分け、それぞれ勉強を進めていきます。
ハイレベ➡Z会グレードアップ問題集➡はなまるリトル➡サピックスと四谷大塚の通信教育➡最レべ問題集➡トップレベル問題集
とりあえず、上記の順番で進めていく予定ですが、進めていくうちに変更するかもしれません。基礎から徐々に中学受験を意識し難度を上げていきます。
トップレベル問題集に取り組めるのは、2年生後半くらいになりそうです。
文章読解
①ハイレベ幼児こくご(上級)
後半は漢字テストになりますが、最初のページ(4ページ)から(64ページ)まで全て読解問題です。
イラストが豊富で難度も易しめ。文章も読みやすく、幼児向けなので文章読解が初めてのお子さんでも取り組みやすい構成です。
2018/11/09追記
11月3日、四谷大塚で全国統一小学生テストを初受験しました。
昨年のサピックスの入室テストを受けたときは文章問題は1問も解答できなかったのですが、テスト2週間前から「ハイレベ幼児こくご上級」で文章読解の勉強をしたら正解率が前半の問題は正解しており学習の効果が感じられました。
中学受験用の最レべ問題集を発行している奨学社のものなので、出題傾向が似ているため最レべ問題集に取り組むときもスムーズに移行できrそうです。
毎日、読解問題を練習することで読解力は伸びていくと思います。
ハイレベ幼児こくご3(上級)
②Z会グレードアップ問題集小学1年国語(読解)
Z会グレードアップ問題集は、教科書レベルの問題集では物足りないと感じているお子さんにおすすめのハイレベルな問題集です。
中学受験も視野に入れた学習内容で良質な問題が多いです。中学受験を目指すご家庭が最初に取り組む問題集として最適な1冊です。
四谷大塚のリトルくらぶ10月号では、地図を読み取り道順を説明する文章を自分で考えて書く問題があるのですが、息子には難しすぎます。
現在、リトルくらぶの国語には手をつけていない状態です。
息子の場合、Z会グレードアップ問題集(読解)のレベルから始めるのがちょうどいと感じました。
オールカラーなので、息子のように学校に準拠した通信教育や市販ドリルしかやったことがないお子さんでもスムーズに取り組めると思います。
Z会グレードアップ問題集・国語(読解)
ハイレベ幼児(上級)が終了したら、はなまるリトルに進む予定でいました。ところが、はなまるリトルの問題集がまだ息子には難しく感じたので、Z会グレードアップ問題集を先にやることにしました。
難易度はZ会グレードアップ問題集のほうが、はなまるリトルよりも低いです。
Z会グレードアップ問題集は他に漢字・言葉という問題集もあります。
わが家の場合、所有している問題集と内容が重なるため購入はしませんでしたが、国語の読解と合わせて取り組むのがおすすめです。
Z会グレードアップ問題集(漢字・言葉)
③はなまるリトル1ねんせいこくご
四谷大塚の問題集です。小学1年生で学習しておきたい国語の内容を、基本から応用まで幅広く取り上げています。
発展した問題を考えさせることで、国語学習の理解を深め、国語のイメージを広げることを目的に構成されています。
長文読解・文字、表記・語句・文法・漢字ドリルを学習します。
前半の語句を学ぶページは終了しています。Z会グレードアップ問題集(読解)が終了したら、はなまるリトルの長文読解のページから学習を進めます。
はなまるリトル1ねんせいこくご
語句・文法
語句と文法は、まずハイレベ100幼児と、ブンブンどりむをやりたいと思います。
「ブンブンどりむ」とは小学生を対象とした、作文に特化した通信教育です。
その後、現在受講中の四谷大塚の通信教育「リトルくらぶ」やトップレベル問題集に移行します。
①ハイレベ100幼児ことばのきまり
「を」「は」「へ」こそあど言葉、接続語、修飾語など文法を一通り学習できます。
「ぶんのおけいこ」と重なる部分もありますが、「ぶんのおけいこ」と一緒に学ばれると良いと思います。就学前のお子さんは反復練習したほうが身につきます。
②ハイレベ100幼児ぶんのおけいこ
文と絵をつなぐところから始まり、いいつける言い方、丁寧語、文を作る、最後に読解問題と徐々にステップアップしていきます。イラスト満載で幼児に最適な問題集です。
基礎力をつけたあとに取り組む教材
難関中学入試を目指すために、サピックスと四谷大塚の通信教育と中学受験用の問題集に取り組みます。
①四谷大塚の通信教育リトルくらぶ
小学1年生から3年生のための通信教育です。
10月から受講し算数を勉強しています。
②サピックスの通信教育ピグマキッズくらぶ
「ピグマキッズくらぶ」は、小学1年生4月から10月まで受講していました。やり終えていない教材に取り組みます。
③最レべ小学1年こくご問題集
最レべ問題集の特色は、標準レベル・ハイレベル・最高レベルの3段階に分けて、より高度な学力が身につくように構成されています。
難関中学をめざす方向けの問題集です。
巻末に学力テストが3回分収録されています。1回分は問題用紙と解答用紙を合わせて5枚あります。
四谷大塚全国統一テスト対策にばっちりです。
④トップクラス問題集こくご小学1年
トップクラス問題集の記事です。
トップレベル問題集の構成と特色
標準クラス・ハイクラス・トップクラスの3段階構成で、章末には、復習テストを設けています。
高度な読解力を育む長文読解問題や、学力診断ができる総仕上げテストがあり、最レべの問題集と似ています。
難易度はトップクラス問題集のほうが高いです。
言葉をみがくという、語彙力強化をねらった言語特集もあります。
最レべとトップクラス問題集は、重なる部分もあるので、どちらかひとつでいいような気もしましたが、息子の場合は、いろんな問題のパターンに慣れておいたほうがいいと思い両方購入しました。
わが家で使用している市販教材
四谷大塚全国統一小学生テスト初受験の記事です。
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