えみままの子育て日記

難関中学受験に向けてSAPIX・家庭学習・習い事のことを綴ります

【年長】サピックスの入学準備体験講座を受講して思うこと

息子は2018年2月と3月に行われた、新小学1年生対象サピックスの入学準備体験講座 もうすぐ1ねんせい(全3日間)を受講しました。

「サピックスの入学準備体験講座ってどんな内容なの?」

気になる学習内容や、実際にデイリーサピックスの教材を息子が取り組み感じたこと、また、入室手続きや受講費用についてもお話します。

サピックスへ入室を検討されているパパとママの参考になれば幸いです。

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サピックス入学準備体験講座とは?

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講座は2月と3月に分け、全3回あります。1回の授業は90分です。

11月・12月・1月に実施する新学年入室テストのいずれかで入室基準に達した方が受講できます。

 

科目:国語 30分

   算数 30分

   サイエンスワークショップ 30分

講座料:10,800円(消費税込み)

 

デイリーサピックス 学習内容

入学準備体験講座で使用されるテキスト(デイリーサピックス)は、通常授業と同じ教材です。

こくご、さんすうのそれぞれ7から9ページ。

表紙裏のページには、サピックスの通信教育「ピグマキッズくらぶ」の問題が抜粋されています。

テキスト中央に、問題の答えと解説のページがあります。

第1回のテーマ

さんすう

「順序の表し方」「1から5までの数」

順序を推理する問題に取り組み、順序立てて考える練習をしていきます。

こくご

なぞなぞやしりとり、文字のパズルなどを通して、言葉を使って考えていきます。

なぞなぞを自分で考える作問にもチャレンジします。

サイエンス

「せいでんきであそぼう」

ペットボトルの中のスチロールだまを服を使って浮かせたりします。

第2回のテーマ

さんすう

「立体図形」「10までの数」

立体図形の基本となる「立方体」を題材に、立体図形の見方を学習します。

6から10までの数を「5といくつを合わせた数」というイメージで捉え、理解していきます。

また、「5の分解と合成」についても学習します。

こくご

子どもたちがよく知っている物語を題材に、短い文章を読みながら、言葉の面白さを味わい、簡単な文を作っていきます。

サイエンス

「でんきをとおすもの」

テスターをつくり、ペットボトルやくぎなどで豆電球が光るかどうか調べます。

第3回のテーマ

さんすう

「線対称」「5の分解と合成」

折り紙を題材に、対称な位置、対称な図形について考えていきます。

こくご

3回目の国語では、文章読解が登場します。読み取りから始めて、最後に自己紹介の作文を書いていきます。

サイエンス

「がっきをつくろう」

トレイや輪ゴムなどを使い、ロケットギターをつくります。

入学準備体験講座を受講した感想

サピックスの教育方針である自分で文章を組み立てて答える記述式の問題が多く取り入れられています。

作問や作文は、自分の名前や好きなことを題材に無理なく取り組める内容で、続けていけば着実に力がついていきそうだと感じました。

家庭学習でも、いきなり長い作文は書けないので少しずつ、短い文章から書くことに慣れていくことが必要だと思います。

そして、わたしがテキストを見て意外だと思ったのは、国語の最終ページに、ひらがなの書き方の練習ページがあることです。

サピックスの入室テストでは、ひらがなの読み書きはできる前提で受験しますので、そんな基礎的な練習をするとは想像できませんでした。

入学準備体験講座の内容は、サピックスだからといって特別難度が高いというわけではありません。

小学校受験の勉強をされていたお子さんならかなり簡単な内容だと思います。

受験対策をしていないお子さんでも、徐々にレベルアップして無理なく進められるという印象を持ちました。

通信教育の「ピグマキッズくらぶ」のほうが問題は難しいです。

講座終了半年後にデイリーサピックスに取り組み思ったこと

入学準備体験講座では、デイリーサピックス全てのページを授業でやるわけではありません。通常の授業でも同じです。

だいたい、4ページ、半分くらいの量です。残りは宿題にはならず提出する必要もありません。

先日、デイリーサピックスのやり残したページを息子と一緒に取り組んでみました。

体験講座受講後、半年経過しています。

サピックス入室説明会で配られた、デイリーサピックスの見本問題を息子が年長のときに解いたときは、国語力がないために設問の意味を正しく理解することができませんでした。

そのときと似たような算数の問題があり息子にやらせてみたところ、今回は簡単に解くことができました。

以前よりも息子のレベルが上がり、成長を感じることができました。

国語力は簡単には身につきませんが、毎日コツコツ家庭学習を継続していけば、少しずつ身についていくものだと実感しました。

そのときは、難しくて解けなくても子どもが成長し理解力がついてくれば、いずれ解けるようになります。

今できないからと焦って子どものレベルに合わない難しい問題をやらせる必要はありません。

サピックスの入室手続きと費用について

校舎受付にて、「入室に関する承諾書」を提出し、入室手続きをします。手続き後、1週間から10日前後で「払込取扱票」(振込用紙)が自宅に送られてきます。

入室テストを受験したときの記事です。

www.emimama.com

入室手続きの費用(2018年4月)

入室金:32,400円 

入学準備体験講座:10,800円 

合計43,200円です。

また、入学準備体験講座のみ受講することもできます。

入学準備体験講座受講中に、入室手続きをとれば、4月度から入室することも可能です。

すでに、通信教育の「ピグマキッズくらぶ」を受講されている、または過去に受講されていた方は、サピックスの入室金が10,000円割引されます。

入室金:32,400円から、21,600円になります。

該当する方は、サピックスの入室手続きのときに、「ピグマキッズくらぶ」の会員証を持参してください。

授業料

平常授業(週1回)

算数・国語(45分授業×2コマ)

月額:17,280円

 

夏季講習(4日間)

算数・国語(45分授業×2コマ)

サイエンスワークショップ15分

授業料:18,360円

 

※新1年生の2月および3月は入学準備体験講座となり、平常授業は4月からです。

授業の中には、教材費(授業ごとに配布)、組み分けテスト、確認テスト、復習テスト、冷暖房費等の費用がすべて含まれています。

上記の金額は税率8%の金額です。税率が変動した場合は金額が変わります。

夏季講習は内部生は必須で受講しなくてはなりません。

 

本格的な入室の前に、サピックスの授業を体験することができます。

3回の受講で10,800円ならば、高額ではないと思います。

サピックスの入学準備体験講座に参加希望の方は、まず入室テストを受けてくださいね。(入室テストの費用は3,000円+税です)入室テストに合格しないと参加することができません。

入学準備体験講座を受講すれば、お子さんがサピックスに合うかどうか判断できると思います。

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