息子は、年中から年長まで「こどもちゃれんじ」、小学1年生は4月号のみ「進研ゼミ小学講座」の通信教育を受講していました。
その後「進研ゼミ」を退会し、「ピグマキッズくらぶ」へ入会しました。4月号から受講を開始しています。
この記事は、中学受験を目指しているパパとママへ向けて書いています。
あなたは、どの通信教育を選べばいいのか悩んでいませんか?
わたしは幼稚園生だった息子の通信教育選びに失敗しました。
息子が年少時には、小学館の「ぷち・ドラゼミ」を1年間受講し、年中で「こどもちゃれんじ」に変更しました。
中学受験を考えると、このときの選択は失敗だったと思っています。
通信教育を選ぶ上で大事なことは、目的に合った教材を選ぶことです。
わが家の場合は「こどもちゃれんじ」の受講を選ぶのであれば、飛び級をするべきでした。
なぜ、飛び級をしなかったというと、わたしは飛び級の制度があることを知らなかったのです。知っていたら1年先の学習をさせていたと思います。
そして、わたしが1年先取り学習をしなかったことを後悔している理由は、小学生になってから息子の国語力がなくて苦労しているからです。
とはいっても、まだ1年生。テストは国語も100点取れますし、宿題も数分で終わります。
もちろん飛び級しなくても小学校の国語の授業についていけずに困るということはありません。学年相応の学習で十分対応できます。
しかし、中学受験を目指すとなると話は別です。「進研ゼミ」の問題は簡単に解けても、サピックスの通信教育はそうはいかないのです。設問の言い回しが難しいと理解できずお手上げです。
国語力が身につかなかった原因は、読書不足や普段の親子の会話で正しい日本語が使われていなかったなど複数の理由があると思います。
ただ、年長時に1年生の先取り学習をしていれば、もっと早く国語力の大切さに気づくことができただろうし、国語力も今よりは身についていたと思うのです。
通信教育を選ぶときは、どうしてやりたいのか?理由をよく考えてみましょう。
お子さんの目的に合った教材を選んであげてくださいね。
息子が受講している「ピグマキッズくらぶ」は、「思考力」や「記述力」の育成を重視している通信教材です。
サピックスの通信教育「ピグマキッズくらぶ」受講に向いているのは、こんな方です。
●将来、サピックスへの入室を考えている、もしくは決めている
●中学受験する予定である
●最難関校の合格を目標にしている
●お子様の記述力や思考力を伸ばしたいと考えている
通信教育により教育方針が異なります。将来後悔しないためにも目的に合った教材を選んでくださいね。
他にも中学受験に対応している通信教育はありますが、わたしが「ピグマキッズくらぶ」を受講することに決めた理由をお話したいと思います。
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サピックス(小学部)ピグマキッズくらぶとは
「ピグマキッズくらぶ」とは、小学1年生から小学4年生のための通信教育です。
サピックスの通信教育「ピグマキッズくらぶ」は、学ぶ楽しさ、発見する喜びを親子で感じることを目的とした通信教育教材です。
ピグマキッズくらぶ・入会案内より引用
サピックスの教育理念は、正しい思考力と判断力、豊かな想像力と表現力を発揮できる人間の育成です。
低・中学年の時期こそ、親が子どもとゆとりを持って、向き合える時期であり、この時期に子どもに愛情を注ぐことで、その後の子どもの成長・自立を大きく促します。
また、親の子どもに対する関りが大きいほど、子どもの知能は発育が促されます。
ピグマでは、親が家庭で先生となり、ともに学習するパートナーとなることを提案しているのです。
ピグマキッズくらぶの特長
①思考力・記述力重視
中学受験で最も重要視されている「思考力」と「記述力」2つの育成に力を注いでいます。
②メインのテキストはフルカラー
ピグマシリーズ、算数・国語テキスト
A4判カラー、本文48ページ
楽しく学ぶことを目的としています。全ページフルカラーで、イラストをふんだんに使い、オリジナルキャラクターが学習の進行役をつとめます。
③テキストの学習内容を確実に定着させるサブテキスト
「わくわくパワードリル」算数・国語
A4判、本文36ページ。
テキストの理解度を確認できるのと同時に、反復練習により、学力の定着をはかることができます。難易度はメインテキストよりもやさしめです。
④言語能力を養成する国語テキスト朗読CD教材
国語では、テキスト本文の朗読CDが毎月ついてきます。
言葉のリズムやおもしろさを音を通して感じることで、読むことに慣れ、長文読解力を養います。
文字を読みなれていない低学年のお子さんにでも、長文読解の面白さにふれることができる教材です。
⑤親子のためのサポート(学習指導書)
学習のねらいや問題を解く手順、設問の意味を詳しく説明されています。また、子どもへの声のかけ方、中学入試問題との関連まで掲載されています。
⑥毎月の通信添削問題
毎月の学習理解度を確認する「添削問題プリント」があります。
A3判1枚(表・国語/裏・算数)
⑥月刊進学情報誌「さぴあ」
保護者用の教材です。
中学校や入試の情報に加え、学習、子育てについての記事を掲載しています。
サピックスに通塾すると配られる情報誌と同じものです。
ピグマキッズくらぶ受講を決めた理由
①難関中学を目指しサピックスへ入室予定のため
他にも四谷大塚のリトルくらぶなど通信教育はありますが、サピックスへ入室するつもりならば、中学受験に実績・定評のあるサピックスが提供する通信教材で学習するのが最適だと思い、受講することを決めました。
②テキストが子どもが楽しめる内容である
テキストにはオリジナルキャラクターが登場し、シールを貼る問題が多数あります。シールを貼ることがまだ楽しいと感じる年齢です。低学年のうちは、少しでも子どもが楽しめ、やる気を引き出せるような教材を選んであげたいと考えました。
また、テキストが平らな状態で開いたままキープできるところもいいなと思う点です。子どもが字を書きやすいと思います。
③親向けの学習指導書が優れている
わたしのような中学受験未経験で子どもへ指導することに不安を感じているパパやママでも、ピグマの学習指導書があれば、しっかり教えてあげることができます。
問題ごとに詳しい解説があり、子どもに効果的な指導ができるよう、声のかけ方や押さえておくべきポイントなどがわかりやすく明記されています。
まとめ
通信教育選びに迷ってなかなか決められないという場合、とりあえず、受講してみるのがおすすめです。受講後、お子さんに合わないと思えば、退会すればいいのです。
例えば、Z会とピグマキッズくらぶのどちらにするか決めかねている場合は、3か月くらいダブル受講し、どちらかに絞るという方法もあります。
これまでの経験から、お試し教材だけで判断するのは非常に難しいと思います。
2か月目には退会しようと考えていたとしても教材内容が良くて3か月目に気が変わることもあります。
実際に受講してから判断することをおすすめします。
きらめき算数脳
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