息子は年長からそろばん教室に週1で通塾しています。(現在は小学1年生)
そろばん教室に通うことを検討されている保護者の方に向けて書いています。
●そろばん教室には週何回通わせたらいいか?
●週1回の通塾だとあまり進まないのでは?
●年長からはじめて、1年間にどこまで進級できるのか知りたい。
●週2回通塾に比べるとどのくらい進級速度に差がでるのか?
これから、そろばんをはじめたいと考えている方の中には、このようなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
私も、息子が年長(6歳)だった入塾当初は、週1回の通塾で大丈夫なのか?と
真剣に悩みました。
お子さんにそろばんを習わせたいとお考えの親御さんのお悩みを解決し、
わたしの記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
では、早速本題へ入りましょう。
そろばん塾では、通う回数を選択できるようになっています。
息子の通うそろばん教室では、幼稚園生のクラスがある曜日は週2回のみ、
週1回、または週2回のいずれかを選択できます。
小学生からは週5回レッスンを受けることも可能です。
週1度の通塾で、果たして効果はでるのだろうか?
結論から申し上げると、週1回でも十分、効果はあります。
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週1回の通塾で1年間に何級まで進むことができるの?
週1回の通塾で1年以内に珠算9級・暗算8級合格
小学1年生になる息子は、週1回1時間、年長からそろばん教室に通っています。
初級(テキスト3冊)からはじめ、
現在は、暗算7級・珠算8級合格を目指し勉強しています。
2018/09/02追記
2018年9月、そろばんを習い始めてから1年2か月経過しました。
現在は珠算8級・暗算7級に合格しています。
2019/12/13追記
2019年12月現在
珠算4級・暗算3級に合格しています。
2020/01/26追記
2020年1月、フラッシュ暗算2級に合格しました。
珠算は9級でかけ算に入ります。なので九九もすでに覚えました。
現在は余りのある割り算をやっているところです。
息子の進級速度はごく普通だと思います。もちろん、努力次第で週1回の通塾でも
もっと先に進むことは可能です。
わが家は、毎日、家庭でそろばんの練習をしていたわけではありません。
息子が嫌がるときは無理にやらせることはしませんでしたし、練習をサボっていた時期もあります。(現在もですが。)
それでも、週1回の通塾でこれくらいは進むことはできるのです。
そろばん入塾時に講師から言われた言葉です。
「週1回の通塾でも、大体のお子さんは小学校に入学する頃には、9級まで進みます。」
実際に息子も年長時、珠算・暗算ともに9級を合格するこができました!
もちろん週2回通うほうが、進級のスピードは早いです。
通えるのであれば、週2回以上をおすすめします。
特に幼児からはじめる場合、繰り上がりやかけ算やわり算に移るとき、つまずきやすいです。その状態で間が空いてしまうと先に進むのが難しいです。
このあとお話しますが、通われる教室によっては、週1回だとあまり進まないかもしれません。
数の概念や計算力が身についた
息子が入塾当初は、1~10までの数の読み書き、5までの数の合成や分解は理解していましたが、5以上の数の分解、大きな数の概念がありませんでした。
そうなると、数が大きい2桁以上のたし算やひき算はチンプンカンプンだったと思います。
もし、息子が入塾したときに、数の概念があればもっと早く進級できていたと思います。
ですが、はじめたときに理解できていなくても、そろばんの練習をしているうちにわかるようになり、数の概念を身につけることができます。
今では、頭の中にそろばんの珠をイメージすることができるので、
指を使うことなく、暗算で2桁のたし算や引き算ができるようになりました。
入塾前に、日常生活の中で数の概念が身についているお子さんであれば、
入塾半年で3級合格も夢ではありません。
期待できる主なそろばんの効果
●学習習慣が身につく
●集中力がつく
●できた!とい成功体験で自分に自信がつき、乗り越える力がつくなど
そろばんは、たくさんの要素を兼ね備えた習い事です。
週1回2時間は効果的ではなかった
息子は他にも習いごとをしており、週1回通うことにしています。
そろばんを習い始めて4か月位経った頃、週1回だと進級するスピードが遅いと感じ、
週1回1時間だったのを週1のまま、週2時間に変更してみたのです。
その結果、予想はしていましたが、あまり効果は感じられませんでした。
幼児の集中力は長くは続きません。
1日連続2時間のレッスンは入学前の幼児にはハードルが高いです。
小学校低学年でも2時間は集中力がもたないと思います。
2時間に変更してもほとんど変化が見られなかったため、
あまり効果的ではないと判断し、すぐに週1回1時間に戻すことにしました。
2019/05/02追記
現在息子は小学2年生になりました。年長のときは集中力が持続できず1日2時間のレッスンは難しい状態でしたが、集中力も以前より身についたので4月から週1回、1日2時間のレッスンに変更しました。
そろばん教室に約2年通い、感じている後悔について書いています。
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週1回の通塾で早く進級するために必要なこと
①合格実績の高いそろばん教室を選ぶ
息子がお世話になっているそろばん教室の講師は、
日本珠算連盟・珠算、暗算十段合格者です。
幼稚園生で珠算3級や1級を合格する子どもたちを数多く輩出。
全国大会を目指す選手育成も実施し、全国レベルの選手を多数輩出しています。
必ずしも実績のある講師が教え方が上手だというわけではありませんが、
教室の合格実績が高いところで教わったほうがお子さんの努力次第で早く進級できます。
週1回の通塾で効果を発揮するためには、どんなそろばん塾を選ぶかが重要になってきます。
②講師に指導力がある
講師の指導力があるかどうか。どんな習い事でも同じですが、
子どもに教えるのが上手かどうかは非常に重要です。
教え方によって子どもの理解度が変わってきます。
年中や年長からそろばんをはじめたいとお考えの場合、
幼稚園児のお子さんの指導経験が少ない教室よりも、たくさん指導している教室を選ばれることをおすすめします。
③教室の指導方針やカリキュラムを確認する
そろばん塾によって、幼児の場合最初の頃は、数字をなぞったりするなど、
すぐにはそろばんを使用しないところもあります。
塾によって使用する教材も違います。
息子が通う教室の方針です。
●暗算力養成を第一に考えています。入会後すぐに、講師作成オリジナル教材にて、
幼児から暗算指導がはじまります。
●暗算力取得を常に意識した珠算指導を行います。
●挨拶・礼儀を学びながら人間力をアップも目指します。
個人のペースでどんどん進めていけるところなのか?
もし、幼稚園児のうちに3級まで進みたいという目標がある場合、
教室の講師が幼稚園卒園までに10級を目指しましょう!
という考えを持っていたり、幼稚園生の生徒の中に1人も3級合格者がいないのでは、3級合格まで進むのは難しいと思います。
そろばんの体験をするとき、講師に指導方針やカリキュラムをよく確認しましょう!
講師とお話すれば、人間性もよくわかります。
自分の目的に合った教室選びをしてくださいね。
また、年長さんで教室の生徒が5級や3級など、お友達がどんどん進んでいくのを見れば刺激を受けます。周りの環境も大事です。
④毎日練習する
これが一番大事なことで基本だと、私は思っています。
週1回のみ、そろばん塾でレッスンを受けるだけでは、せっかく覚えたことも忘れてしまいます。
次回のレッスンでまた同じところを教わらなければならず、それでは先になかなか進みません。
毎日10分でいいのです!自宅で練習することが大切です。
そして、毎日練習することで確実に力はついていきます。
特に新しいことをそろばん教室で習ってきたときには、忘れないように
その日のうちに復習するようにしています。
何日か経つとやり方を忘れてしまう可能性が高いです。
早く進級するためには、通う回数に限らず、家庭での復習が重要になります。
進級テストでは、時間制限内に問題を解かなくてはなりません。
日頃から時間を意識して取り組むことで集中力が養われます。
現在息子は、勉強の楽しさを教えてくれる塾に通っています。
その教室で出される、毎日1ページやる計算問題の宿題があります。
計算問題を3分以内で解きましょう!という目標設定です。
息子は、15+4のような1ページ20問の計算は30秒位で終わります。そろばんを習い始めた頃に比べたら、かなり計算力もついてきています。
タイマーで計測することにより、集中力も身につき、計算も速くできるようになります。タイマーを使用し、そろばんの練習をしましょう!
息子も使用している、百マス計算で有名な隂山英男モデル、リビング学習用のタイマーです。
⑤習う目的を明確にし、最終目標を決める
習い事をはじめるときに大切なことは、
どんな目的で?いつまでに何級を目指すかという目標設定は必要です。
そろばんを習う目的をはっきりさせる。いつまで続けるかも考えておくといいと思います。
習い事の最終ゴールを設定すると、いつまでに何級を取得しないといけないというのが見えてきます。
まとめ
●合格実績が高く、指導力のある講師がいるそろばん塾を選ぶこと。
●毎日練習すること。
●そろばんをやめる時期を考え、いつまでに何級を取得するか目標設定をする。
お子さんが幼稚園児や低学年の場合は、親もお子さんと一緒に頑張る必要があります。
子どものそばについて教えてあげたり、学習習慣をつける手助けをしなくてはなりません。
大変ですが、暗算力は一生使える宝物です。
計算が得意で損することはありません。就学前に親子で頑張れば、小学校に入学してから算数の宿題が簡単にできて楽できます。すでに繰り上がりの計算も暗算でできるようになっているので、親が教えることなく学校の宿題は1人で解けます。
ただ、注意してほしいのは文章問題は国語の力が必要なので計算が得意でもできないこともあります。
また、幼児期にはじめれば、手先を使うことにより
大脳を刺激し、知能を高めてくれます。
是非、お子様の才能を伸ばしてあげてくださいね。
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