「日本ソダテル検定」という成功例のある教育法を紹介するテレビ番組の中で、
各界の育てのプロに密着する番組を見たことがきっかけで、6歳(年長)の息子を
6月から、週1回、そろばん教室に通わせています。
幼稚園児からそろばんを習わせることなど考えたこともありませんでしたが、「日本ソダテル検定」の番組を見たことで考えが変わったのです。
年長からそろばん教室に通わせようと思った理由については、下記の記事に書いています。
初めてのそろばん体験でしたが、体験内容や幼児の入会条件などを書いていきます。
これから入塾を考えているご家庭の参考になれば幸いです。
スポンサーリンク
そろばん教室の体験
5月の初旬、息子と一緒に幼稚園児のクラスがある、そろばん教室の体験に行ってきました。
息子が通うそろばん教室では、幼稚園児と小学1年生が一緒のクラスで授業を受けます。
各々が、個人のペースで進んでいきます。自ら進んで問題を解いていき、できたら先生に「できました!」と声をかけて採点してもらい、次に進みます。
息子も早速、体験用のテキストをやることになりました。その内容ですが、
①数字を書く練習
まずは、数字を正しい書き順で書く練習から始まります。
②たまのよみかた
そして、1〜9までのそろばんのたまのよみかたを教わりました。
③そろばんを使用(そろばんの持ち方、5だまをあげる練習)
次はいよいよ、そろばんを使用します。
そろばんの持ち方(左手でそろばんを持つ)を教わり、
次に、そろばんを左手で持ち、右手で左から右へ5珠をすーっとあげる練習をします。
この動きが大人には簡単なことのように思いますが、幼児には難しいようで、息子はすぐにはできませんでした。息子は左利きなので、余計に難しく感じるかもしれません。
少し練習したらできるようなりました。
④珠の置き払い
1珠をあげるときは、おやゆびで、1珠をおろすときはおかあさんゆびでおろす。
この置き払いを9円まで練習しました。
⑤たしざん
そろばんで、4円までのたしざんをやり、体験は終了です。
体験の感想
幼児なのでもっとゆっくり進んでいくものなのかと思いましたが、思ったよりも進むのが早かったです。進め方はそろばん教室によって違いがあると思います。
前の席に座っている子が、どんな問題をやっているのか気になりちらっと見たところ、なんと5桁の掛け算や3桁の割り算をやっているのを見て衝撃を受けました。
先生から体験後お話を聞くと、そのお子さんは同じ年長さんで、年中からそろばんを始めたそうです。
そろばん教室では、背筋をしっかり伸ばして、正しい姿勢で学習します。
また、元気よく挨拶することを教えてくれます。
現在、通っているそろばん教室の先生はかなり厳しい先生で、ビシバシ指導してくれます。子どもは先生が恐いと言っていますが、そこが逆に私はいいなと思ったのです。
幼稚園の先生や習い事の先生は優しい先生が多いです。
世の中、やさしい人ばかりではないよ。というのも知ってほしい。
終わったら、「できました」と先生に言えなかったら、前に進みません。
息子はシャイな性格です。習い事を通して強くたくましく変わってほしいと願っています。
積極性を持ってもらいたいので、厳しい環境の中で頑張ってもらいたいのです。
そろばん教室の入会条件
ここで、そろばん教室の入会の条件についてお話します。
①幼稚園児は、1〜10までの読み書きができる
②お話をきちんと聞くことができる
③質問に声で答えることができる
上記が私が通っているそろばん教室に入会できるかどうかの条件です。
幼稚園児は年中から受付ています。
1時間、集中してそろばんをやりますので、落ち着きがないと難しいかもしれません。
息子の実際のそろばん効果
体験後すぐに教室に入会することを決めました。後日、入会手続きのためそろばん教室へ訪れたときに、授業初日から使用するテキストやそろばんをいただいてきました。
そろばんは、珠が大きくて使いやすい、小学生用の小さめのものです。
授業初日まで、まだ、日にちがあったため、忘れないようにと、体験時にいただいた体験の教材でたまに復習をしていました。
現在、息子は小学館の幼児教室、ドラキッズに通っています。
1年前から、1〜10までの数の合成や分解は勉強しています。ドラキッズで出される宿題やベネッセの通信教材でもワークはやっているのですが、数の分解があまり、理解できていないようでした。
授業初日、2日前のことです。今日もそろばんの練習と、暗算のそろばんのテキストを使って問題を解いていきました。最初はやはりできませんでしたが、1から10までの数の分解が、途中から急にできるようになったのです。びっくりしました。
どうして急にできるようになったのだろう?
不思議に思いました。早すぎますが、すでに効果を感じたのです。
私なりにその理由を考えてみました。
●問題の量が多い。
やはり問題数をこなすということが大事なのかと思いました。
ドラキッズでの数の宿題は5問位です。そろばん教室とはかなりの差があります。
練習量が足りなかっただけなのかもしれません。
できるようになったことで楽しくなってきたようで、夢中になって問題を解いていました。
逆に今まで、できなかった理由も考えてみました。
1.数字に興味がない
大人もそうだと思いますが、興味のない、嫌いなことは頭に入ってこないですよね。
ひらがなを覚えるときもそうでした。今は読み書きはできますが、年少の4月頃は全然できませんでした。
ドラキッズで2年くらい前から習っていますし、周りのお友達は読めているのに、なんでうちの息子はひらがなを読めないんだろうと不思議に思っていました。
私は人よりも、ひらがなの読み書きや計算が早くできればいいと思っているわけではありません。
そこはあまり重要視してはいないのですが、周りのお友達ができていると、比較しても仕方がないと頭ではわかっていても、どうして覚えられないのか気になります。
この頃、幼児教室に通えば覚えられるものだと私は勘違いしていたのです。
やはり、興味のないことだと子どもは覚えないものです。ゲームを用いるなど子どもが興味を持つように親の私たちが仕向けていく必要があるのです。
2.楽しくない
ドリルをただやるのは、子どもにとって楽しくないと思うのです。
親にやらされている状態では、覚えさせようと思ってもなかなか覚えません。
覚えたとしてもこの年頃の子どもはすぐに忘れます。
幼児教室の宿題は自らやろうとしないのですが、こどもチャレンジの通信教育はやりたがります。しまじろうのDVDもついていますし、子どもは楽しいと思います。
まとめ
実際に、そろばんを息子に習わせてみて感じたことは、数字の概念がまだないうちに、そろばんを始めたかったと思いました。
その理由は、計算をそろばんを使わず、頭で考えて計算しようとするのです。
家でそろばんをやるときも何度も注意しました。
もし、年中のときから始めていたら、英語と同じようにもっと吸収が良かっただろうなと感じたのです。
小学校で算数を習って数字の概念が固まる前に始めたほうが、覚えるのが早いと思います。
そろばん関連記事
スポンサーリンク