2020年7月5日、3年生7月度の組分けテストを受けました。入室してから初めてSAPIXのテストでようやく算数の偏差値が60を超えました。
全国統一小学生テストのほうも成績が上がってきています。
▼3年生6月に受験した全国統一小学生テストの記事
全国統一小学生テストのほうが偏差値は高く出ます。
成績上昇の理由は、問題文の意味を正しく理解できるようになってきたこと、試行錯誤しながら難しい問題にチャレンジするようになったからだと思います。
それまでの息子は、習い事の教室では粘り強く取り組むものの、家庭では難度の高い問題にあたると「ヒントをくれ」と言ったり、無理だとすぐに諦めてしまう子でした。
どうしたら難問にチャレンジするようになってくれるのだろう?と私は長い間、習い事の先生にも相談したり真剣に悩んでいました。
それが2年生の秋くらいから難問にも投げ出さず試行錯誤して取り組むように徐々に変わり始めたのです。
3年生からはSAPIXテストの最後の大問では半分位解答できるようになりました。
正答率4%や1%の問題には時間も足りず歯が立ちませんが、問題文の意味を理解できなかった頃と比べれば大きな進歩です。
国語はまだまだ課題はありますが、それでも入室テストに比べれば伸びています。
サピックス入室時のテストでは算数は平凡、国語は偏差値30台という底辺からスタートしました。
アップダウンはあるものの徐々に成績も上昇しています。
クラスも最初はAコースからのスタートでしたが、3年からクラスも増えてなんとか最上位クラスまで上がってきました。
最下位コースだとクラス昇降に振り回されることもないので気楽な面もあります。
息子も気にしている様子もありませんでした。
2年生の間は宿題もほとんどせず習い事感覚で楽しく通塾していたので、息切れする心配もないと思います。
底辺からのスタートだと、テストで悪い成績を取っても入室テストのときに比べればまだマシだと思えるので、精神的に消耗しなくてすみます。
他の中学受験ブログは、最初から偏差値60超えの優秀なお子様ばかりです。
わが家は親子ともにごく普通なので、優秀なお子様のいるご家庭には参考にならないと思います。
今まであまり勉強はしてこなかったけれど、しっかりと学習習慣をつけたい。中学受験に向けてこれから成績を伸ばしていきたいというようなご家庭に向けてブログを書いています。
年長からそろばんを習っていて計算だけは先取りしていましたが、就学前に読み聞かせや家庭で毎日学習する習慣もありませんでした。
もうすでに退会していますが、小学1年生4月から花まる学習会に通い、ようやく簡単な計算と書写の宿題を毎日やる習慣がつき、現在では徐々に学習時間を伸ばし、SAPIXの宿題に加え市販の問題集にも取り組むようになりました。
当ブログが中学受験を目指すパパやママの参考になれば幸いです。
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3年生6月サピックス組分けテスト(算数)
算数は大問1から大問4までです。
大問1の基本問題では、単位の計算問題を間違えました。苦手ではないのですが、たまにミスすることがあるのでもう一度復習が必要ですね。
大問2は小問集合で、文章題、規則性、数の性質に関する問題でした。問題文を正しく読み取る力が問われました。
大問3は、推理問題、大問4は立体図形でした。
立体図形の問題は、選択肢で与えられたピースを頭の中で自在に回転させ、立体同士の位置関係を正確に再現する力が必要な問題でした。
ルールを正しく理解できないと解けません。やみくもにピースを選んで組み合わせる方法では時間が足りなくなります。論理的に考える力が必要です。
大問3と大問4で落とした問題は、正答率の低い問題だけだったので、今の息子の実力が発揮できたと思います。
3年生6月サピックス組分けテスト(国語)
大問1は、漢字の読み書き10問です。
息子は1問間違えましたが、漢字に力を入れて勉強している成果が出てきたと思います。以前は3、4問間違えていました。
これまで毎日コツコツサピックスの漢字も復習しているのにもかかわらず、なかなかテストの点数には結びつきませんでした。
組分けテストは範囲がないテストです。そのため、どんな漢字や熟語が試験に出るのかわからず真の実力がないと点数が取れません。
今後も漢字の読み書きは、満点目指し学習していきます。
大問2は、つなぎことばの働きを考える問題が出題されました。
知識問題はほとんど学習していないのですが、息子はわりと得意らしくサピックスのテストだと満点取ることが多いです。全国統一小学生テストだと撃沈しますが。。
やはり、課題は大問3の物語文の長文読解と記述です。
3年生になってから、急に長文読解の設問レベルが上がりました。国語の苦手な息子には厳しいです。
模範解答を見ても息子が模範解答のように書けるようになる気がしません。
平均点は取れていますが、読解問題のミスも目立ちます。記述に関しては空欄だったりとかなりまずい状況です。
授業では先生の教え方が上手いのか記述問題は10点満点中、7点や8点もらえています。2年生のときはもう少しテストでも点数が取れていました。
ところが、3年生になりテストの記述問題で点数が取れなくなり危機感が募っています。
家庭でサピックス国語テキストの復習があまりできていないので、勉強不足も大きく影響していますね。
無理にやらせて国語嫌いを加速させてしまっても困るので少しずつ負荷をかけていく作戦です。
現在の家庭学習(国語)
現在、サピックス以外の教材で使用しているのは、漢字と語彙、慣用句のドリルです。
以前は4年生漢字の先取り学習には、学研の「調べて覚える漢字辞典ドリル」で学習していました。
▼調べて覚える漢字辞典ドリル
▼調べて覚える漢字辞典ドリルの記事です。
3年生4月からは習い事の教室で出される宿題の漢字教材(4年生)に切り替えたのですが、一度に覚える漢字の数が増えキャパオーバーなのに加え、4年生の熟語が難しすぎてなかなか覚えられず、子がストレスを感じているのがわかりました。
教材自体は復習をしながら進められるのでとてもよいものなのですが、息子には負荷がかかりすぎていたため、6月から以前少し使用していた「30日で完成基本トレーニング」の漢字ドリルに変更しました。
▼漢字基本トレーニング7級
「30日で完成基本トレーニング漢字」の7級に変更したのは、息子に分厚い問題集は見ただけでやる気がなくなるということで薄いドリルに変更しました。
漢字ドリルは1学年分が上・下に分かれているので1冊がかなり薄いので精神的負担が軽くなるようです。
1日1ページ(6文字)を進める構成ですが、わが家では息子の負担を減らすため半分の3文字ずつ進めています。
漢字の読み書きの量も少なめで、難しすぎる熟語もなく息子にも好評です。
夏休み中は3年生までの漢字復習をしているので、現在「30日で完成基本トレーニング漢字」の学習はお休みしていますが9月からまた再開する予定です。
基本トレーニング漢字を詳しく紹介した記事です。
語彙力のドリルは、「にほんごを使いこなすことばプリント3・4年生」を使用しています。
▼にほんごを使いこなすことばプリント3・4年生
▼ことばプリントの記事です。
3・4年生の「ことばプリント」のドリルは2巡目です。終了したら5・6年生の「ことばプリント」に進む前に別の語彙の問題集を使います。
慣用句とことわざは、公文のドリルを使用しています。
▼くもんのいっきに極める慣用句・ことわざドリルの記事です。
現在の家庭学習(算数)
現在はサピックスのテキストの復習をする前に、ウォーミングアップ用として「算数ラボ」を使用しています。
▼算数ラボの記事
9級が残り2ページまで終わり、もう少しで8級の問題集に入ります。算数ラボは今後も続けていきます。
サピックスのプチシールでストップウォッチと交換
サピックスの授業では、毎回シールがもらえます。
サピックスのプチシールを集めると商品と交換できるのですが、先日初めてストップウオッチと交換しました。
2科目の平均偏差値は少しずつ上昇してきましたが、国語の成績が安定しないためいつクラス落ちするかわからない状況です。
アップダウンを繰り返しながらでも少しずつ基礎を固めて、今後も親子で試行錯誤しながら前向きに頑張っていきたいと思います。
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