えみままの子育て日記

難関中学受験に向けてSAPIX・家庭学習・習い事のことを綴ります

子どもの習い事を継続させるために大切なこととは?

息子が習い事をはじめたのは1歳のとき。それから7歳になる現在まで、様々な習い事を経験してきました。中には途中で辞めた習い事もあります。

息子が小学生になり思うことは、

一度始めた習い事は辞めにくく、習い事を継続させることは難しいということです。

あまり習い事の数は増やさないほうがいいなと感じています。多すぎる習い事は子どもだけではなく、親にも負担がかかります。

また、将来を見据えた習い事選びが重要です。

息子が小学校へ入学するときに習い事を整理し、3つの習い事を辞めました。

わたしがこれまでの習い事選びで失敗したと思うことは、息子が小学生になったときのことを考えていなかったことです。

途中で辞めてしまうと、せっかく覚えたことも忘れてしまいます。そうならないためにも新しく習い事を始めるときには後悔しない習い事選びをしたいですね。

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習い事を継続させるために大切なこと

①将来を見据え決める

習い事はいつまで続けるか辞め時まで考えてから始めるのがベストです。

例えば、そろばんやスイミングなど進級するような習い事で

「1級を取るまで続ける」と親子で決めて始めたのならやはり最後まで貫き通したほうがいいと思います。

とはいっても、何年か続けているうちに親自身の考え方が変化したりそれまでとは状況が変わることも考えられます。その場合は仕方ありません。気持ちを切り替えて前を向いて進みましょう。

わたしの場合、中学受験をすると決めたことにより習い事の優先順位が変わってしまいました。

息子が小学校入学前に辞めた習い事は英会話教室です。英語を習い始めたときは中学受験のことは全く考えておらず、退会することなどもちろん考えていませんでした。

それなのに英会話教室を退会することにした理由は、

◆忙しくて英語まで手が回らない

現状は息子の苦手な国語の家庭学習だけで精一杯です。英語の勉強まで手が回らなくなりました。

時間的な問題は朝の時間を利用すれば解決できると思います。それよりも精神的な負担のほうが大きいのです。

あれもこれも練習しなくてはならないと考えるだけで強いストレスを感じます。

また中学受験のことを考えると、息子が5年生や6年生になったとき英語の勉強している時間があるのか疑問に感じたのです。

受験勉強をしながら英語の勉強をできるくらい成績が良くて余裕があればよいのですが、おそらくそんな余裕はないでしょう。

◆月謝が高額で継続するのが大変

小学校入学するまでは英会話のみのレッスンでしたが、小学生になると文法のレッスンも始まります。そうなると当然毎月の授業料も高くなり家計に負担がかかります。

塾代に英会話スクール代を合わせるとかなり高額になります。そのうえ、スポーツの習い事にピアノなども続けるのは無理だと思いました。

英語よりも国語の勉強に力を入れたい

2歳から始めた英会話教室ですが、1度退会し年長で再び別の英会話教室に通い始めました。

入会したときはもちろん長く続けるつもりでいました。

ところが、小学校に入学する数か月前から急に英会話教室を継続する必要があるか悩み始めました。

というのも中学受験を目指すに当たり英語が試験には出ないからです。

小学校低学年までは、読み・書き・計算の基礎の土台を作ることに専念したいと考えています。

英語の勉強はきちんと国語力が身についてから始めたいと思うようになりました。

わたしが息子に英語の早期教育を始めたいと考えたきっかけは、

●綺麗な発音の英語を覚えてほしい

●英語を好きになってほしい

幼児は吸収力が高いです。言語の臨界期もあります。少しでも早く始めたほうがよいと考えたのです。

その頃は、もちろん中学受験をすることなど全く考えていません。

息子の成長とともに教育に対するわたしの考え方が変わってしまったので仕方ありません。

当時は習い事の数も少なかったですし、あまり負担には感じていませんでした。

小学校に入学すると、幼稚園生のときよりも帰宅時間が遅くなります。また、幼稚園のときにはなかった学校の宿題もあります。

習い事の開始時間も幼稚園生のときより遅く、そうなると家に帰る時間も遅くなります。そのうえ習い事が平日びっちりと埋まっていては時間が足りません。

小学生になっても続けられるかをよく考えてから習い事を始めたほうがあとで後悔しなくてすむと思います。

②自宅で毎日練習する必要のある習い事は慎重に!

計算力をつけるため、年長からそろばんを習い始めました。そろばんは毎日練習する必要があります。

また、年少からヤマハ音楽教室のエレクトーンを習っていました。途中から個人のピアノ教室に変更しましたがピアノも毎日練習しなければなりません。

毎日ある程度の練習時間を要する習い事が2つあるというのは負担が大きいです。

そして、英会話教室の宿題もあります。

習い事をやりながら、学校の宿題に毎日の家庭学習、ピアノの練習を全てやるのは難しいと判断しました。

習い事をたくさんしていると、学校のお友達と遊ぶ時間もとれなくなります。

英会話教室は辞めることにしました。

ピアノの練習も正直言うと負担を感じています。

親がピアノが好きならばよいのですが、そうでない場合は要注意です。

わたしが習い事を継続するか決めるときに重視していること

息子が小学1年生になり、新しく始めた習い事と辞めた習い事があります。

新しく習い事を始めるときに大事にしていることは、子どもが楽しいと感じているかどうかです。

 

①子どもが楽しいと感じているか

幼稚園年少からはじめたスイミングですが、卒園とともに退会しました。

その理由は、2つあります。

ひとつは、息子が中耳炎にかかりやすい体質で、頻繁に中耳炎にかかってしまうことです。

 

中耳炎になると治るまで何度も通院しなくてはなりません。

その度に、耳鼻科にお世話になることにストレスを感じていました。

もうひとつは、息子がスイミングが嫌いだからです。こちらの理由のほうが大きいです。

そもそもスイミングを始めたきっかけが、本人の希望ではありませんでした。スイミングが幼稚園に併設されており、バスでの送迎もありました。親として都合がよかったのです。

4泳法をマスターするまでは継続したいと考え、小学校に入学してからも別のスイミング教室へ通っていましたが、段々と息子が嫌がる習い事をさせることに疑問を感じ始めました。

息子には、「1級を取るまではスイミングを続けようね!」

と話していました。それを嫌だからと言って途中で辞めるのはいかがなものか。

嫌だとしても最後までやり抜く経験も必要なことだと感じていました。

1級を取得するという目標を達成することができれば本人の自信にも繋がります。

子どもに辞め癖はつけさせたくないということもあり、わたしの中で葛藤がありました。

水泳が嫌いとは言っても真面目な性格なので、レッスンになれば一生懸命に取り組みどんどん進級していきます。

ですが、息子は小さなころから外遊びが大好き。運動神経も良く、走ることや水泳以外のスポーツが本当に好きな子どもなのです。

最終的に、息子の好きなサッカーをやるという選択をしました。

年少の頃、スイミングのある日の朝はスイミングバッグを見ただけで泣き出し、幼稚園のバスに乗ることを嫌がる日もありました。

それでも息子は年少から小学1年生の夏までよく頑張りました。目標は達成できませんでしたが、約3年半頑張って続けてきたのです。わたしはもうスイミングは卒業させてあげてもいい、そう心の中で思いました。

水泳は人気のあるスポーツですが、親が子どもにやらせたいと思う習い事よりも、本人がやりたいと思う好きな習い事をやらせてあげたほうが長続きします。

好き、楽しいと感じていれば伸びるのも早いです。

最後までやり抜くという経験も大事ですが、嫌なことを無理に続けさせるのはよくないと思います。

是非、お子さんにはやりたいことをやらせてあげてください。

②子どもが友達と遊ぶ時間を確保できるか

中学受験を考えていたとしても低学年までの間でいちばん大切なことは、子どもが自由に遊ぶ時間を作ることだと考えています。

子どもは自由に遊ぶ中で様々なことを学んでいきます。実際に色々なものに触れ五感で感じたことが受験のときにも役立ちます。

そろばんを週1で通っている理由は、遊ぶ時間を少しでも多くしてあげたいからです。

そろばんは自宅から少し遠い塾に通っています。学校から帰宅してすぐに家を出ないと間に合いません。そろばんに行く日はお友達とは遊べないのです。

年長のときにあまり遊ばせてあげられなかったという後悔もあります。

低学年の間は思い切り外で自由に遊んで欲しいと思っています。

③家庭でできることなら家庭でやる

習い事を選ぶ基準は、教室に通わなくては体験できないと思う習い事を選んでいます。家でもできることなら送迎にかかる時間も惜しいですし家庭でやります。

自分では教えるのが難しいと判断したものを選んで通わせています。

めばえ教室に通っていますが、わたしが図形が得意であればおそらく入会していなかったと思います。

そろばんもわざわざ遠くの教室に通っているのには理由があります。

子どものやる気さえあれば、早く進級できる環境が整っているからです。

受験勉強が本格的に始まる小学4年生までに珠算・暗算ともに1級を取得するという目標があります。

その目標を叶えるためには、早く進級できる環境が整っている教室に通うことが必要なのです。

そろばんが好きで毎日1時間くらい練習しているお子さんなら年中で入塾し、半年くらいで珠算2級を取得することも可能な教室です。

そうなるとわざわざ遠くまで通う価値はあります。近所のそろばん教室ならばおそらく1年経ってもあまり進まないでしょう。

まとめ

習い事を始めるときは、いつまで続けるのかを考え1級を取得するなどの目標を決めましょう。目標を達成できればお子さんの自信が生まれ学業面にも良い影響があるかもしれません。

試験の結果よりもお子さんが努力している過程を褒めてあげてください。

ママやパパに認めてもらっていると感じると子どもはママやパパの期待に応えようと頑張ります。

ずっと続けてきてよかったと思えるような習い事にお子様が出会えるといいですね。

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